東大・先端研の児玉教授は、新型コロナウイルの遺伝子解析の結果、以下の内容を発表した。
日本のコロナウイルスの第一波は武漢タイプ、第二波はヨーロッパタイプ、そして第三波が新宿型であると。
この第三のウイルスは若者の間で感染しやすく、罹患した場合の重症化率も高い。
特にマイクロ飛沫(エアロゾル)は油断がならない。
所沢から西武新宿線に乗れば30分で新宿に着き、目の前が歌舞伎町。
JRの新宿駅は、西武線の新宿駅から歩くこと10分、その乗降客数は世界1位。
日本の駅は1位から23位を占め、やっと24位にパリ北駅(右の写真)が登場する。
１位の新宿駅も2位の渋谷駅もパリ北駅のような駅舎はない、
ただいろんな路線が乗り入れていて、その運転間隔が過密というだけ。
新宿駅の1日の乗降客数は335万人で断トツ不動の世界１位。
つまり新宿駅周辺は、人間という動物の超密集地帯、
人が密集していれば、その地域は感染症の温床になりやすい。
今の歌舞伎町は雑然としいて好きになれないが60年前の歌舞伎町は、東京で一番ハイカラな町だった。
戦後の区画整理事業を経て都内では一番最初に奇麗な繁華街になった。
都庁のある一帯は、未だ淀橋浄水場があった。
レンガ造りのプールの中に小さな水車が回転、曝気を行っていた。
左の写真は、往時の浄水場のモニュメント。
この浄水場が取り壊されて都庁が移転、次々に高層ビルが建てられて現在の副都心になった。
この頃から歌舞伎町が怪しい街に変貌、有楽町・銀座界隈と一線を画す歓楽街になった。
第三波の新宿型ウイルスは、新宿歌舞伎町生まれ、
だから他の都市の歓楽街に伝播しやすい。
コロナが出たら一帯を営業停止にすべき、
特にホストクラブはなくたって誰も困らない。
<歌舞伎町入口> <ホストクラブ>
