一帯一路カリブ編 | 老$の徒然草

老$の徒然草

老$の徒然草 
もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

西へ西へと延びる一帯一路のエンドポイントはイギリス。
そのイギリスは既に中国に篭絡された。
太平洋、カリブ海、大西洋を巡る一帯一路構想が第二のパナマ運河の建設。
ニカラガの大統領が香港の投資家に建設許可を与えた時には驚いた。
しかし、悪いことは重なるもの、中国のカリブへの夢は見果てぬ夢になった。

・中国経済の失速で資金集めが難航
・中国がキューバに軍港を作る計画がパー、
 あろうことかキューバはアメリカとよりを戻してしまった。
・中国⇔ブラジル間でブラジルの鉄鉱石と中国製品運搬の大動脈が出来るはずが、
 中国自ら招いた資源価格の暴落でブラジルはオリンピックどころではない。
・パナマ運河の拡張工事がもうじき終わる。

今、怪文書が世界を震撼、
その震源地がパナマ、
パナマが天国(タックスヘイブン/租税回避地)だなんて知らなかった。
中国では伝統的に、高級官僚は賄賂で蓄財して一族を養うことが義務とされている、
我々の感覚のいい悪いの世界ではないらしい。
パナマ文書が示す不正蓄財の件数トップは中国、それも断トツ、
NHKのテレビニュースを遮断したり、NETに目を光らせたりのてんてこまい。
それでも中国のNETの監視要員は200万人、
だから西欧諸国のような事態には発展しまい。

情けないのは、日本人の名前が出てこない、
大金持ちがいないのか、それとも税務署がちゃんとしているのか。

パナマの市街地はこんな感じ、あべのハルカスみたいなビルが林立している。



パナマ帽は、パナマ草の葉で作られている。
ルーツはパナマではなく南米エクアドルらしい、
ルーズヴェルト大統領がパナマ運河を訪問した時から一般に広まったという。
戦前の日本では、夏になればみんなパナマ帽をかぶった。
両親が銀ブラしてい時の写真に、親父も周りにいた人もみんなパナマ帽。

私もパナマ帽を持っている。
かぶりはしいないが息子が買ってくれたので玄関に掛けている。
未だ恥ずかしい、
5年後の80才になったらかぶるつもり。