NASAの予算は、日本のJAXAの10倍と言われている。
それでも宇宙開発は、金食い虫、予算節減のために民営化を進めている。
その象徴が、ロケット打ち上げを民間企業に丸投げ、それを請け負う会社がいくつかある。
その中のSPACE X社が新しいビデオを公開した、そのビデオの最初と最後だけをGIF画像に変換したのが上の画像。
地上から飛び立つときは、メインロケットの周りにブースターが付いている。
搭載した衛星を打ち上げたメインロケットを回収して繰り返し使おうと言うアイデアらしい。
従来のシャトルは翼があったが、これは何もない、よく見れば傘みたいなのが開く、
素人目には逆噴射して煙突みたいなロケットをこんなにうまく着地出来るのか疑問に思う。
韓国は、ロケットがないから衛星の打ち上げを外国に依頼することにした。
実績を作りたかった日本が破格の条件を出して日本のロケットで打ち上げた。
しかし、韓国国内向けの打ち上げ成功のニュース映像は、日の丸、NIPPONの文字を消した。
どうしても自前のロケットを飛ばしたいと挑んだがうまくいかずロシアから買ってきた。
よせばいいのに中を観ようとしてロシアに発覚した。
ロシアは、中国で散々懲りているから、ちゃんと監視していたらしい。
いろいろあったが無事に飛んだ。
前回、アメリカの会社が打ち上げに失敗した。
何とロシアのロケットが使われていたことが発覚、米国民が怒った。
何故、ロシアのロケット?
冷戦時代一杯作った大陸間弾道弾/ICBMが売るほどある、それをロケットに転用して安く売る、もちろんロシアも何処にでも売るわけではなく、平和利用でなければダメ。
今、所沢航空公園では糸川博士の回顧展をやっている。
日本は戦争に負けて航空機やロケットの開発は禁じられていたために大きく出遅れた。
しかし、一歩一歩駒を進めてきた。
実績は少ないが最近のロケット打ち上げは、連続で成功している。
こうのとりは、およそ観光バス1台の大きさ、6トンの荷物を宇宙ステーションまで運搬できるようになった。
現在、安心確実に人を運べるロケットは、ロシアの3人乗りのソユーズだけ、しかし、これは40年前の技術。アメリカは、早く、スペースシャトルに代わるものを開発したい。
少々の失敗は覚悟の上、果敢に挑戦しなければブレークスルーは起きないと考えているのだろう。
今年、アメリカは有人型ドラゴン宇宙船を初飛行させる予定である。
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