9700万円のパソコン・Apple 1 | 老$の徒然草

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apple_1アップルの最初のコンピューター『Apple 1』がオークションにかけられ、ヘンリーフォード博物館が9700万円で落札した。
同機は1976年、
スティーブ・ジョブズの自宅で50台作られ、現在でも6台が稼働するという。
基盤のみの販売だから、購入者は、それを木製のケースにセット、電源、モニターとキーボードを接続しなければならなかった。
上の写真の青い基盤が9700万円!!、
一体Mac の最新機種が何台買える金額?

サンフランシスコの小さな映画館の想い出

私は映画に退屈したので、席を立って入口の方に行った。
デスクがあって、その上にを見たこともないものがあった。
小さな映画館だったから、スタッフは映写技師の他にそこに居る若者ぐらい。
その彼が自慢げに説明をしてくれた。
お客が映画館の入場口の回転バーを通ると、その信号がその機械に送られて1日の入場者数を時間ごとに棒グラフ表示、ヒストグラムみたいなものがブラウン管に表示される。

その時は、そんなことが何の役になるの?
やっぱりアメリカ人は計算が苦手なんだと思った。
それから何年も経って、映画館にあった機械がアップルの
Macintosh 128Kだと知った。
たぶん、あのパソコンで売上の管理の他にいろんな分析をやっていたのだろう。

iPodの出現

WindowsPCがパソコン市場を制覇、アップルのMacPCは、学者やデザイナーが主たるユーザー、占有率は5%ぐらいで低迷していた。
2001年、アップルは携帯音楽プレーヤーiPodを発表する。
私もすぐ買った、画期的な商品!!
ソニーのMDウォークマンが一瞬にして色あせた。
皮肉にも心臓部は東芝が開発した500円玉大のハードディスク。
更に、iPhone、iPadが登場した。

アップルの今

スマホ、タブレット、パソコン、音楽プレーヤーが現在の商品のラインナップ。
今や、アップルの時価総額は世界一、何とトヨタ自動車の3倍。
アメリカの他のIT企業、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックと違って物を売って儲けている稀有な存在。
と言ってもアップルには工場はない、その製品は、台湾企業が中国国内に展開する電子機器製造請負会社に作らせている、その工場労働者は100万人とも。

ユニクロが自社で商品作らず中国にある縫製工場で作っている、そのユニクロもアメリカのGAPがモデル、しかしEMS/電子機器製造請負業は日本人にはピンとこない。
最先端の電子機器でも汎用品は、台湾のフォックスコンのような会社に作らせる?or作ってもらう? こういう分業というか協業を作り上げたのもアメリカ。
そして、日本人が見向きもしないアメ車をバンバン買ってくれる。
我々、日本人の意に反して、既にアメリカにとっての第一のパートナーは、日本ではなく中国だというのもこんな背景があるからだろう。

9700万円の基盤は、アメリカの産業遺産、そしてアメリカンドリームの象徴でもある。
Apple 1は、T型フォードと並ぶ博物館の目玉、決して高い買い物ではなく、高い値段で手に入れたことでその価値を上げたとも言える。

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