今日から6月、早いもので今年ももうじき半年になる。
やることがなくて退屈なら時間の経過を長く感じ、反対に毎日が充実していれば、時間があっという間に過ぎてしまうから時間は短く感じる。
しかし、何故か、年を取れば取る程、月日の経つのが早く感じられる。
このことでうまいことを言った人がいる。
しかし、この方も、その何故にまで掘り下げていない。
脚本家の内館牧子さんによると、人間が 1年の早さをどう感じるかというと、それはその人間の年齢を、「あたかも “時速” に換算したような感覚で過ぎていく」 ものらしい。
つまり、10歳の人間にとって、時間が過ぎていく感覚は、「時速10km」 。
18歳なら、時速18km。
60歳なら、時速60km。
だから、今私は時速73㎞で走っていることになる。
車で一般道を走ると思えば、かなり速い。
ボブディランのMy Back Pagesは、50年前の曲、年をとって若くなったと歌っている。
勿論、肉体ではなく精神の方、こうありたいもの。
Ah , but I was so much older then ,
I'm younger than that now.
ああ、あの時、私は今よりもふけていて
今の私は、あの時よりもずっと若い
( My Back Pages by BOB DYLAN)
どんなに頑張っても時計の針を反対に回すことは出来ない。
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