
債務上限を引き上げるには、中長期的に財政赤字をどう減らすかをセットで示す必要がある。
このため、政府と与党民主党は増税策を示しているが、共和党の反発は強い。
とりわけ強硬なのは、昨年の米議会中間選挙で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支援を受けて当選した共和党議員だ。
総勢87人の1年生議員が「断固増税反対」の姿勢を崩しておらず、民主党だけでなく、共和党幹部も対応に苦慮している。
民主党議員からは「彼らが何を求めているのか全く理解できない」(カーディン上院議員)といった声すら漏れた。
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自治会の行事に『茶話会』というのがある、これはご婦人方だけの毎年秋に開催される懇親会。
ティーパーティーは、直訳すれば『茶飲み仲間』、所謂『呑み仲間』ではないから、穏健な人達かと思ったが、とんでもない。
このティーパーティー(茶会運動は)は、アメリカ独立に至る象徴的転機となった事件に由来する。ボストンに停泊中の東インド会社の船の積み荷・紅茶箱を海に投棄した。
これをやった人達は、アメリカに入る紅茶にかけられていた法外な税金に反対、イギリスの課税権を無効にする運動を行っていた。
アメリカ人は、小学校で必ず独立革命を勉強させれるから誰でも茶会事件を知っている。
だから、たぶんティーパーティー=増税反対、正義の過激派といようなニュアンスがあるかもしれない。
このグループは、共和党の中で最も強硬にオバマ大統領が進める医療改革(OBAMACARE)に反対している。
彼らの支持層は保守層、中でも白人富裕層とウォール街の連中がコアな支持者。
調べてみたら、今でも東インド会社の名前がついたアールグレイの紅茶が売られている。日本でもアマゾンで買える、字が小さくてよく読めないが紅茶の缶に『茶会事件』の史実らしきものが印刷されている。
ティーパーティーの人達は、コーヒーやコーラではなくこの紅茶を飲んで気勢をあげているかもしれない。
であれば、やはり彼らは、紅茶を愛するお茶飲みグループである。
しかし、彼らは多数派ではない、多数派ではないからより先鋭化しているともいえる。
日本国債の格付けをアフリカのボツアナと同じと言ってのけた格付け会社が、今日になっても、デフォルトするまでアメリカ国債の格付けを下げないと訳の分からないことを言っている。
(これは、絶対にデフォルトなんてないよという意味か?)
麻生副総理の〝もう、いいかげんにしてくれよ〟の不満も馬耳東風だ
この東風は、春の風、今日は台風の影響で生暖かい南風が吹いた。
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