イプシロンロケット | 老$の徒然草

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老$(オイドル)の徒然草 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機の打ち上げリハーサルを 報道陣に公開した。
イプシロンの機体公開は初めて。
世界初の惑星分光観測衛星「スプリントA」を搭載し、27日午後に打ち上げられる。
リハーサルでは本番と同様、電気系統の点検や機器類の確認作業を実施。整備塔から発射点へ機体が移動する様子が公開された。
森田泰弘プロジェクトマネジャーは記者会見し、「ほぼ準備万端整いつつある」と述べた。イプシロンは小惑星探査機「はやぶさ」などを打ち上げた固体燃料ロケットである。

このロケットは、大型ロケットHⅡAの補助ロケットを二つつなげたものだから割安だが、一回の打ち上げ費用は30億円。
それでもまだロシアのロケットよりも高い。
ロシアのロケットは、何と大陸間弾道弾ICBMの転用品。
方や、既存ブースターロケットの活用、方や廃品の応用

「ものづくり」という点では、ロケットに知能を持たせるという発想自体に劇的な技術革新がある。
これまでの点検といえば、作業員が部品を組み立て、解体する人海戦術。
多くは「大丈夫なものを再確認する」のが目的だった。
イプシロンの場合、管制室のパソコン画面で「OK」の文字を確認するだけ。
そして打ち上げ指令には、普通は何十台もパソコンが必要だが、たった2台でいい。
新ロケットは新技術が必要だが、操作性の良さもイプシロンの特徴だと言う。
因みに、HⅡAは三菱重工、イブシロンは、IHIが製造している。

このロケットがうまくいけば、東南アジアからの科学衛星の打ち上げを請け負う計画。

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