ブラジルが警備のためにドイツから中古の戦車を購入する。
丁度今、ブラジルは大規模な反政府デモが起きている。
デモの鎮圧などに使われないことを祈る。
ブログで取り上げた理由は、ドイツが米露に次ぐ武器輸出大国ということ。
よく考えてみるとこれはドイツいやクルップのDNAではないかと思う。
事実クルップは女系の同族企業だった。
ついこの間、川崎重工と三井造船の合併がご破算になった。
一方、ドイツは、製鉄を中心とし機械なども手がけるティッセンと、同じく製鉄から始まり重機や兵器を製造していたクルップという、ドイツを代表する二つの重工業コングロマリットが1999年に合併している。
この会社は、日本風に言えば、新日鉄、JFE、三菱重工、IHIが一緒になったような会社。
クルップは、江戸末期から今に至るまで兵器製造を続けてきた会社である。
2度の大戦でドイツが敗戦国になってもだから、国家を超えた会社とも言える。
こういう巨大会社と、日本の重機からエレベーターメーカーまで、中国で競争している。
そして、その中国では、これまたかつては兵器メーカーとしても有名なシーメンスは、日中戦争中、現地で生産を続け中共軍に売っていた。
日独伊三国同盟なんて関係なかったのだ。
日本には、武器輸出三原則があり共産圏と国連決議による武器禁輸措置をとられた国、及び紛争地域への武器輸出を禁止しているが、他の地域への武器輸出は「慎む」とされているため、武器輸出そのものを禁止しているわけではない。
しかし、日本は原則として武器および武器製造技術、武器への転用可能な物品の輸出をしていない。
ドイツは、日本のような規範がない。
そんなセンチなことよりビジネス優先なのだろう。
しかし、日本は見習う必要はない。


