よくBSの鉄道紀行を見る。日本と違って普通の列車もその色使いがいい。
フィンランドを走っている列車は、自動車を作っているイタリアのフィアット製、そのデザインはジウジアーロだ。
ドイツの高級車メーカーポルシェは、自動車以外の生活雑貨を含めたいろいろなデザインを請け負っていて鉄道車両のデザインもこなしている。
日本は、旧国鉄以来の伝統が根強く、一に正確なダイヤ、二に安全、三、四がなくてデザインなどどうでも良かった。
20年前、九州で新宿発、あの黄土色のあずさが真っ赤に塗られていたのを見て驚いた。
これをカラーリングと言うのだなと思った。
日本人の感性は、何事も控えめだ。特に鉄道のような公共交通機関は出来だけ目立たないようにしてきた、それに利用者も異をとなえなかった。
鉄道事業はJRであれ、私鉄であれ地域独占だからあまり競争原理が働かない。それでもJR九州は頑張っていて、その取り組みが効果を上げている。
新幹線などの海外輸出を考えるなら、安全、正確のダイヤも重要だが、目に見えるデザインも無視できない。
内装を含めてまずは外装のカラーリングにもう少し大胆さが求められる。
JR東日本はこの3月に秋田新幹線に導入する新型車両「スーパーこまち」を走らせる。スピードも宇都宮--盛岡間で300㎞にするという。
車両に赤と銀の曲線を描き、平安時代の歌人・小野小町をイメージしたデザインに仕上げたらしい。
偏屈爺の俺は、シカゴのhard to say i'm sorry だ。http://www.youtube.com/watch?v=MyVWQ6zIWuQ
お米のあきたこまちも、新幹線も小野小町由来だというがぴんと来ない。
ネーミングに物語性は必要かもしれないが、21世紀の今、平安歌人にこだわるのもどうか。
ツィッターに「シートを稲穂を意識して黄色にしたらしいがセンスが悪い」とあった。
たぶん、そういうコンセプトがお偉いさんの理解が得られやすいからだろう。
ヨーロッパのそれをそのまま真似ろとは言わないが、もう変なとらわれから脱皮してほしい。
伊豆に行くとき乗った特急列車には失望した。内装が随分汚いと思った。
よくよく見たら、違った、そう見えただけで新型車両だった。あれも青い稲穂の色だった。
やっと洒落た列車が走るから結構なことだ。
しかし、RED JAPAN/赤い新幹線なんて言ってるが、、正確には赤い鼻の新幹線である。
イタリア人が採点したら、こまちのデザインは30点ぐらいだろう。
フェラーリの列車http://ameblo.jp/oidoru/entry-11458918971.html
赤い新幹線の動画⇒http://www.youtube.com/watch?v=yvcFoPaxHUo
http://www.youtube.com/watch?v=hATZaqwz0RY
日立がイギリスに売った電車は、もこうからのリクエストがあってのことだろうがなかなかいい。
日本と韓国とはそんなに感性が違うはずがない、なのにLGの洗濯機と日本の洗濯機を比べると泣けてくる。最近変わってきたが、日本のは妊婦のおなかみたい、一方LGはヨーロッパのものと同じようにキッチンに置けるようなキュービックな形。
そのLGの洗濯機があると時西友に並んだ。段々値段が下げられて5万円を切った、店員に聞いてみた。韓流を見ている主婦は、あれはあれこれはこれ、特に女性の方が国産信仰が強く、1台も売れなかったらしい。
この洗濯機、世界中に売れているから、日本人の感性はハンチントン先生が指摘するように世界の中で孤立しているのかもしれない。
航空機と自動車が発達したアメリカは鉄道後進国、それでも、蒸気機関車では究極を極め、最後には貨車100両を牽引するモンスターマシンを作った。
70年前のロコモーションでもなかなか格好いい。
このロコモーションを歌っているのはハードロッカーのグランドファンクレールロード、原曲はリトルエヴァ、もうあれから丁度50年。日本では伊藤ゆかりが歌った。仙台のキャバレー(東京のそれと違って劇場に近い)で伊藤ゆかりのロコモーション聴いたた、透き通るような美人だった。40年近く前の話。
http://www.youtube.com/watch?v=ZKAW7N0PqiU


