最近の葬儀事情 | 老$の徒然草

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 NHK特報首都圏で最近の葬式事情をやっていた。結婚式が段々派手になって、その反動でジミ婚が出てきたように、葬儀にも変化が訪れている。


 ・家族葬専門の極小の斎場
 ・自宅葬儀の回帰
 ・火葬場に隣接した斎場


 葬儀の簡素化、低料金化がトレンドだという。


 この背景に、喪主の高齢化、世間体より実利、家族中心主義がある。


 俺は、フランスの葬式が理想だと思っている。どこにも立派な教会があるので葬式はそこで行われる。
 例えば、パリでは式場の飾り付け、遺体の納棺や搬送などの葬式の基本的な部分は、市の公社がやってくれる。その料金、サービス内容はきっちり決まっている。

 葬儀も福祉の一環と考えていて、役所が前面に出てくる。葬式にかかる費用は、日本よりずっと安い。

 フランスは、カトリックの国だけど、葬儀については先進的だ。

 日本みたいに、葬儀をどう執り行うべきか考える必要もない。

 遺族にとって遺体は、ゴミ以上に迷惑なもの、だから行政の対応は実に有りがたい。
 どんなに有名人も、名もなき庶民でも、1m×2mの同じ大きさの土の中で、永遠の眠りにつく。

 この辺の事情は、この本に詳しい。


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