今日のこの記事"ゲーム音楽"三昧 その2 | だからオイラはダメなんだ。
前の記事「今日のこの記事"ゲーム音楽"三昧 その1」の続きです。

前回で紹介しきれなかった、名作ゲーム音楽を挙げていきますよー。



●TATSUJIN(1988年 タイトー/東亜プラン)

現在のCAVEサウンドの祖とも言える、独特の「東亜節」を堪能して欲しい。
サウンドチームはなく、プログラマーの弓削雅稔氏が作曲も担当していました。

●パロディウスだ!~神話からお笑いへ~(1990年 コナミ)

私が初めて買ったCDがこれ。CDプレイヤーも持ってなかったのに。
クラシックを原曲にしたゲーム音楽は、目から鱗。
もちろん、クラシックだけでなく「グラディウス」などゲームの曲のアレンジもあり、ゲーマーも楽しめる。
圧巻なのは、SE。
テレビなどで必ず聴いたことのあるSEが、数多く収録されています。

●ガンフロンティア(1991年 タイトー)

これも前回の「ニンジャウォーリアーズ」同様、ゲーム音楽とゲーム画面の融合による世界観の表現力が凄まじい。
はるか昔、東京のマルゲ屋に行った時に店内で流れていて、即惚れした曲。

●ストリートファイターII(1991年 カプコン)

もはや語るまでもない作品ですが、「スーファミ版」や「ハイパーストII」や「スト4」などの、アレンジ版しか聴いたことないという人もいるかもしれないので、敢えて原曲をチョイス。
マイルドになっていない、Qサウンドでもない、トゲトゲしい音色が懐かしい。
何百回聴いても飽きないなー。

●餓狼伝説スペシャル(1993年 SNK)

格闘ゲームブームを支えたSNKの代表作。
SNKはキャラクターやストーリーに綿密な設定をしたことで、世界観の深みを増し、ゲームファンの開拓に貢献しました。
ゲーム音楽にも拘り、例えば、ビッグ・ベアのステージ曲が、前作「餓狼伝説」の敵キャラだったライデンのステージと同じ物を使用するという演出により、プレイヤーは何の説明も無く『ビッグ・ベアはマスクを脱いだライデンなんだ』と理解しました。
また、クラウザーのBGMに既存のクラシック曲を使用する演出にも驚かされました。
そして何と言っても、ギースステージの曲の格好良いこと!
前作のギースステージと同じメロディでありながら、鼓や尺八を使用したこの曲は、ギースというキャラクターのカリスマ性を高めるのに一役買っています。

●リッジレーサー(1993年 ナムコ)

今やナムコの代表作となったレースゲームの第一作。
レースゲームの曲と言えば、ハードロックやフュージョンが多かった中、テクノを前面に押し出した作品。ロッテルダムテクノそのまんまの「ROTTERDAM NATION」など、当時のクラブミュージックブームが反映され、このゲームをきっかけに、ゲーム音楽界にもクラブミュージックが流行し始めました。



こうして書いてきましたが、まだまだまだまだ紹介したい、オススメしたいゲーム音楽が山のように存在します。
これを読んで、「あのゲームはまだ?」「あの曲は無いの?」と思われたなら、
今度はあなた自身の手で、あなたがオススメするゲーム音楽の記事を書いてみてください。










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