【番外編】世界一神社(長文です) | キリシマの行程録

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所感を記録として作成しています。

今回は鉄道旅とは別に予てより行ってみたかった世界一神社に訪れました。

 

〈今回の旅のきっかけ〉―――――――――――――

数年前、仕事の関係で三条市に住んでいました。

中越から下越は新潟市と長岡市くらいしか拓けたところがなかったので、休日の過ごし方に困っていた私は越後七浦シーサイドラインや弥彦山スカイラインなどのドライブをして一日過ごしてました。

長岡の花火大会の日に三条の花火大会も催しており、分水の農道から後ろで三条、前で長岡の花火を眺めたこともありました。

あとはパチンコかホームセンターで時間を潰すくらいしかなかったのでそんな話を喫煙所でしていたところ地元の社員から「世界一神社は行ったのか?」と言われました。

 

世界一神社?

 

名前はたいそうな名前だが聞いたことがなかった。

 

早速、次の休日に行くことにしました。マイカーは普通車です。

ルートだけ調べて旭隧道まで行ったところ、トンネルは狭く暗い!

徒歩で行こうにも、小さい懐中電灯では明かりが乏しい。

これは二輪でくるしかないなと思って諦めたのが当時の話。

 

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そして今回、JR東日本が打ち出した新幹線の乗車料金半額キャンペーンを聞き、

「今しかない!!!」

と思い立ちました。

 

と言いつつも、免許はあるが二輪は原付しか所有していない上に以前、250㏄で高速道路に乗っておっかなくて懲りた私は現地でバイクを借りることにしました。

越後七浦シーサイドラインの駐車場にて。

レンタルバイクで検索したところ全国的にフランチャイズしている会社の加盟店を見つけたので、

今後もお世話になるかもしれないのでここで借りました。

借りたのは400㏄のドラッグスターです。10年前から乗ってみたかった車種を選びました!

世界一神社行程のためではなく完全に私の趣味w

400㏄に乗るのは教習所以来です。

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ところでここの駐車場は新潟在住だったときによく来ていた場所で、

夜も海を眺めるために来たことがあります。

街灯がほぼなく真っ暗なので日本海を航行する船や夜空を眺めるのにベストロケーションでお気に入りでした。

しかし、ある時これも地元の社員から

「あそこは心霊スポットで有名らっけ、よくいけるなぁ」

などと言われました。

ウェブ検索すると確かに心霊スポットで有名な場所の近くにあるようです。

また、ここの駐車場にある公衆便所も曰く付らしく、

これを知らないときは夜間も電気をつけず普通に使っていましたが、それからはやめましたw

 

無知ってある意味無敵だなと思います。

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途中のほっともっとで買った弁当を食べて、世界一神社へ向かいます。

ちなみに世界一神社は公式ホームページ(?)があって、

アクセス方法を紹介したページにはこう書いてありました。

・途中の手掘りのトンネルは、中央部が狭いため普通車両が通れない

トンネルを出てしばらく進むと急な坂道が続くため二輪駆動車では滑りる

・四駆の軽自動車なら大丈夫だが、隧道内で屋根のかどやドアミラーがぶつかることがある。

 

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トンネルを出てしばらく進むと急な坂道が続くため二輪駆動車では滑りる

トンネルを出てしばらく進むと急な坂道が続くため二輪駆動車では滑りる

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駐車場からは1時間弱程度で到着しました。

数年前に訪れた時の記憶の通りの佇まいです。

ただ、前回来た時は、道は乾いていましたが、今回はトンネル内が川になっていました。

この状態でただでさえ重量の重いドラッグスター(レンタル)で、

公式ホームページにも書いてあるようにトンネルを抜けたからと言って無事に到着するとは限らない。

トンネル内でスリップしてエンストしたら明かりが消滅+起こして再スタートするもの大変そう。

対向車が来たら終了のお知らせ。

など、いろいろなことが頭の中で駆け巡りましたが初心に戻ることにしました。

 

今回の旅の目的は世界一神社の参拝である

 

転倒しそうになっても足で踏ん張れる速度で走行することを徹底しました。

教習所でやった当時は「いつ役に立つんだ・・・?」と思っていた平均台を半クラでゆっくり走行するやつを活用する時が来たようです。

また、川になっているトンネル内で足をついてもこの後の行程に支障がないように裸足になってトンネルに入りました。

 

トンネル内では必死に地面の石の有無と半クラをやっていたので写真は撮れませんでしたw

入口はモヤがかっていてすぐに右曲がりになっていますがそのあとは直線です。ホントに長い直線でした。

直線のはずなのに出口の明かりが見えませんでした。

コウモリが飛んで行ったときはとうとう幽霊に出会ったか!?と一瞬ヒヤッとしました。

 

とても長く感じた現存する日本一長い手彫りトンネルを無事に越えた記念に撮影。

ここでは一応舗装された道でしたがすぐに未舗装道路でガタガタだったり苔が生えてて滑りそうな道でした。

 

公式ホームページに記載の通り滑りそうです。(細心の注意を払って走行した甲斐があったのかバイクを倒さずに済みました。数回危うい場面もありました。)また、左は山肌、右は斜面(崖)なので到着するまで気が抜けません。

 

とにかく必死に、傷をつけると高くつくバイクを転倒しないように進みます。

10分しないくらいで神社の入り口に到着しました。大きい車が3台あったので、他のルートが開通しているのかもしれないなと思いました。

しかし、公式ホームページには特段の記載がないので別ルートの開拓はしませんでした。

苔むした階段を上っていくと神社があります。

雪国仕立てなのか、戸を開けた向こう側に賽銭箱が置いてありました。

ちなみに、バイクを停めてから大量の虫に纏わりつかれましたw地味に大きいので鬱陶しかった。

夏の時期、虫が苦手な人にはキツいかもしれません。

 

参拝を終えて帰途につきます。

今度は下り坂です。ローギア半クラ走行にウンザリですが、レンタルバイクを傷つけるわけにもいかないので

細心の注意を払います。

 

そして、無事にトンネルを越えることができました。

この後、裸足のまま近くにある運動場と公園があるところの水場で足を洗って、

休憩地点である東光寺駅へ来ました。

やはり鉄道関連の施設はいいですね!

 

地方の駅では自転車の駐輪場は無料で、場合によっては車も無料で置けるようです。

この駅では駐輪場は停め放題でした。

また、違う駅では時間貸し駐車場において、1時間50円だったこともあります。

首都圏とは大違いだなと思いました。

 

さて、この後はバイクを返却する時間も迫っていたので、

行きと同じ越後七浦シーサイドラインにて帰ります。

この日は快晴で夕焼けと佐渡島がよく見えました。

返却後は電車に乗って宿泊場所まで移動しました。

 

余談ですが、新潟駅が前回訪れた2年前と打って変わって高架化していました。

調べると現駅舎はもうすぐ取り壊しのようです。

記録写真として撮影したので掲載します。

なんとなく、建設途中の駅の状況が現富山駅のようで、完成したら旭川駅のようになるのかな?と思いました。

 

以前は線路が通っていたであろう場所です。現在、改札目の前は工事のためアルミの壁がかけられていましたが、以前は越後線の発着場所だったと思います。というのも、私はここから吉田方面の電車に乗った記憶があります。

 

〈総括〉

やはりバイクはいいですね!

10年前までは車検のいらない250㏄に乗っていて、これを手放して今では原付に降格していますが、

近いうちに30km/h規制のない黄色かピンクナンバーに乗り換えたいと思います!

250㏄以上は自宅の敷地の関係上断念していますが、いずれはどうにかして400㏄以上にいきたいと思っています!

 

P.S.

この夏は、日本最北端の駅、日本最東端の駅、そして、日本最南端の駅である西大山駅にも行きました。

残すは日本最西端の佐世保駅だけです。行くのはそのうちになりそうです。