今年こそ「船渡御」まで、
と心に誓った今福を後にしたのだったが・・・・・。
やっぱり今年も 「あ・か・ん」、体が持たんかった。
まぁとにかく、お日様カンカン、人がウヨウヨ、熱気でムンムン、
露店の火力も加わり、まさに灼熱地獄と化す状態



お日様が隠れても、今度は花火で益々人出は増えてきている。
動くに動けない、帰るに帰れない、飲むに飲めない。
銀チャリもどこに停めていたか、意識が飛びそうだった。
びぇ~~~~~な一日でした。
来年こそは・・・・・
ということで「陸渡御」に的を絞ってみました。
第一陣
催太鼓(もよおしだいこ)の渡御列。スタート役

この「催太鼓」は、平成四年に大阪府の無形文化財に指定されている。
「願人(がんじ)」と呼ばれる真っ赤な投げ頭巾をかぶった36人のうち6人が、
催太鼓の上に上がり、勇壮な響きを打ち出している。

猿田彦(さるたひこ)の渡御列、先導役。

神鉾(かみほこ)の渡御列、道の清め役。

地車(じぐるま)の渡御列。

獅子舞(ししまい)。

傘踊り。

このあと、采女(うねめ)、稚児(ちご)、文車(ふぐるま)、牛曳童児(うしひきどうじ)、錦旗(みはた)、風流花傘(ふうりゅうはながさ)、神饌唐櫃(しんせんからびつ)と続く。
第二陣
総奉行(そうぶぎょう)、前行(ぜんこう)、前衛(ぜんえい)、御羽車(おはぐるま)、御太刀(おんたち)、御錦蓋(おきんがい)、御菅蓋(おかんがい)と渡御列は続く。
前行には大阪府知事、前衛には大阪市市長が、平安時代の衣装で馬に乗って渡御列に加わっている。

御鳳輦(ごほうれん)の渡御列。

この後、神童(しんどう)斎主(さいしゅ)と続き、第二陣が終了する。
いよいよ第三陣
勇壮なお神輿が二基が祭りを盛り上げる。
一基は「鳳神輿(おおとりみこし)、町内会で組織される鳳講が担いでいる。
もう一基は「玉神輿(たまみこし)」、大阪市中央卸売市場を中心に結成されている。

日陰になっているので、少しは涼しいが、どうしてもお神輿の色に活気がない。
そこで西日が当た公会堂へ場所をチェンジ。時は18:00。
ここなら去年も人が少なく撮影しやすい、こういう時は銀チャリがものすごく役に立つ。
先ほどの場所からここまで、お神輿は担がずに台車に載せて引っ張っていく。
で、ここで再度おみこしを担ぎ直して、有料見物席の前を通過するのである。
ちょうど台車からをはずす瞬間の「鳳神輿」です。

さぁ、台車がはずれた。ここから担ぐぞ~。

しゅぱ~つ、西日を浴びてお神輿もきらきら光りだしている。

やっぱりこれぐらい光っていたら気持ちいいね。

さぁ次は「玉神輿」の番である。

台車からはずすと背が低くなり、再度持ち上げる為には相当の力がいるようである。
持ち上げる時はみなしゃがむので、担いでいる時ほどの人数は入れない。こりゃたいへんだ~

一度担いでしまうと中に人は入れる。
「どうだ、」と言わんばかりに思い切りみんなで神輿を持ち上げている。

さぁ、もうちょい、ガンバレ~

ここでOichanは、お神輿の船場に移動してみた。時は18:50である。
もうこの時間から身動きが取れなくなってきた。
このお神輿は先行していた「鳳神輿」である。

それでも、人をかき分けかき分け、前にしゃしゃくり出る。
もう他人の声は、子守唄である。
こちらは「玉神輿」である。

ここが旧天満市場前、最後の気勢をあげ、担ぎが終わった。

ここからお神輿が船に乗せられ、「船渡御船上祭」が始まるわけである。
戻ってくるのは20:30過ぎ。
というわけで、Oichanはここを後にしました。
といって、銀チャリに乗っていると、お巡りさんに
「危険ですから、押していって下さい」だとさ・・・・・
「すみませ~ん、仕事から帰るとこなんですが、足が悪いもんで・・・
城東区まで戻るんですが、人が少ない道教えてくれませんか?」
「この時間はないでしょうね~、じゃぁ気をつけて行って下さいね」
「お祭りもいいけど、通勤者はホント困りますね~」
なんちゃって・・・・・。