2024年3月22日

延川和治

 

人生100年と言われている。 けど本当のところ狙うのは健康100年では。

 

サードキャリアを考える年代になると、なにかと健康に問題を抱えてくる人が多い。

寄ると触ると健康の話になる。 どこそこで苦労しているとか、何が効くとか。

 

そうでない人も、日頃の生活の中から、身体のさらなる劣化に気づいている。 視力や筋力、記憶力などの低下、仕事をしていても、そのスピードの遅さ、資料を読む力の低下、面談中の物忘れなど、加えて疲労の回復に時間が若いときの2倍、3倍かかる。

 

身体が、無意識のうちにも、劣化してきていること、これがさらに続くであろうことは、

まず我々サードキャリア年代の現状認識のベースと思う。

 

筋肉はいくつになっても付くと聞く。 ただ20歳代200~300%付くと言われたものが70歳代では50~150%と半減するらしい。 一方劣化のスピードは何もしなければ、日増しに速くなるように感じられる。

 

1日1%の増加も、60日続ければ81.7%増に計算上はなる。 普段使わないところの柔軟性は落ちるも、使っているところはなんとか保てるのも実感にある。 若いときからずっと走っている人は、この年になっても走ることができるのではと思う。

 

普段が大事なのだろう。

お手軽トレーニングジムも増えてきている。 自宅での5分間トレーニングメニューの紹介記事もあちこちにある。 健康サプリメントもいろいろ。

 

サードキャリア作りと同様、健康作りに目標を明確化し、プラニングし、意識を変え、

必要あればリスキリングし、目標達成していくことも、サードキャリアをより充実したものにしていく支えになると思う。

 

サードキャリアと健康作り、この裏表二つに挑戦していきましょう。

 

 

以上