俺のやってる仕事は、障がいのある人の外出を手伝う「ガイドヘルパー」というものなんだけど、外出先のレパートリーが最近マンネリ化してきてることに課題を覚えていてね。
それをある日、家族に話したら、親父が「じゃあ俺がいろいろ連れていったる。近場にもたくさん行けるところはあるぞ」と言ってくれた。
親父は登山歴40年。
街道歩きも20年。
海外旅行、徒歩で日本一周、ヨーロッパ大陸横断。
考えてみりゃ、出歩くことに関しては大のつくベテラン。
というわけで、早速近場の長岡京から行ける神社やお寺、散歩ルートなどに連れていってもらった。





これが予想以上にきれいでね。すごかった。
さすがやなあ親父。
感心した。
親父とは接点が少なかったから、そういう意味でもいい時間でした。
ま、息子と親父はどこかライバル的な仲でもあるからね。
親父に追いつけ追い越せと躍起になったときもある。
いつになっても親父の背中がでかすぎて、へこんだときもあった。
けど、この歳になってようやく親父の話も素直に聞けるようになってきた。
そしたら、灯台もと暗し。
ガイドの宝庫みたいな人が家族にいた(笑)
他人を素直に認めるのは、大事なことなんやな。と思った。
親父の背はちいさい。
でも親父の背中はやっぱりでかかった。
それでいいと思った。
この背中をちゃんと見て、俺も成長しようと思った。

























