ボランティアのお仕事関連で記念誌の発行の準備が進められていて、各地区毎にページが割り振られた。
そこに記載する内容として市の人口の変遷を調べ直した。
人口のピークを数年前に迎えて減少傾向にあることは、これまでもここで触れることがあったが、再度、市のHPのデータを確認した。
調べてみると、市のデータでも何種類かあって、それぞれで人口が微妙に異なる。
市役所の担当部門に聞くと、
「推計人口を使って下さい。」
とのこと。
「推計人口」とは国勢調査の結果に住民基本台帳に基づく移動数を集計したものらしい。
ひとつ賢くなった。
そのデータによると・・・。
昭和の終わりに89千人で一度ピークを迎え、その後僅かに減少していたのが、1995年の阪神大震災による流出で87千人から75千人に人口が一気に減った。
その後、人が戻ってきて21世紀に入った頃には震災前の人口に戻り、その後も南芦屋浜の埋め立て地への入居開始等もあって、2015年には95千人まで増えた。
その後、少子化等によ人口減が始まり、現状での芦屋市の人口は93千人。
その推計人口の予想で行くと、2040年を前に90千人を割り込むらしい。
20年後は87千人・・・現状より7%程少なくなる。
持ち家と賃貸の割合が今と同じかどうかも判らないし、年代別構成比率によっても変わってくる。
ただ、予想としては若い単身者層は大きく減るだろう。
さらに賃貸層の二極化も進むだろうね。
20年後はうちの物件の多くが建替もしくは大きなリノベーションの時期に差し掛かる。
このあたりの人の動きは気を付けないといけないね・・・とあらためて思ったが、その頃はきっと息子が遣り繰りしているだろうから、まぁ、いいか。。。