数日前の夕方、市の水道局から電話があった。
「管理されている○○マンションの各戸の水道メーターの取り替えを本日行っているのですが、作業をしている工事業者から△号室のメーターの上流側のバルブの付け根から水が漏れていると連絡がありました。」
そういえば取替の連絡が来ていたような・・・、大家側で何も対応する必要がない作業だから忘れている。
しかし、水漏れとは困ったものだ。
建物内の配管での水漏れなら修理は大家という話の電話かな？
面倒だね。
「パッキンの取替で済みそうと業者は言っているのですが、その作業のためには全体の元栓を閉めないといけなくて断水となるので・・・、ということで管理されているそちらに電話をさせていただきました。」
うちはオーナーで管理はしていない(サブリースで預けている物件)、共用部の水道代を払っているだけだけれど水道局には分からないよな。
と、そこで気がついた。
『あれ、水漏れ修理をしようとしてるのかな？』
聞くと、
「メーターの取り替え作業に伴って漏水が発生したのか、以前からあったかは分からないと言っています。」
・・・これは現場を確認した方がよさそうだ。
電話をしてきた水道局には管理会社の担当さんの携帯番号と会社の電話番号を伝えて現地へ向かった。
物件が近いとすぐに行けるからいいよね。
問題の部屋のPS室を覗くと、確かに真新しいメーターの上流側のバルブの繋ぎ目から滴が落ちていた。
漏れは僅かだけれど下に置かれた受け皿(水道業者が置いたもの)に幾らか水が既に溜まっている・・・が、受け皿の下のコンクリートは乾いている。
ということは、受け皿が置かれたのは漏れが始まったタイミングとほぼ一緒ということだね。
メーター取り替えの際に変な力をかけたかなんかしたんだろうね。
手直しは業者さんがやってくれるわけだ。
バルブとメーターとの間の接続部からの漏れならそのバルブを締めたらパッキンの取り替え作業もできるのだが、漏れは反対側。
そこの繋ぎ目を緩めるにはマンション全体の元栓を閉めないといけない。
でも、全体の元栓はポンプ室にあって、そこの鍵はうちにはない。(というか、ほとんどの鍵は管理会社に預けてある。)
なので、後は管理会社の担当さんとメーター取り替えの工事業者さんとの間で片付けてもらうことにした。
短時間でも断水となるから全入居者さんへの連絡がいるし、ポンプ室の解錠も必要だから日を改めてだね。
翌朝に再度見に行ったら、ブルーシートが貼られ受け皿も変えられていた。
工事業者さんがやったのかな？・・・マメだね。
幸い漏れ量は少ないし、受け皿の溜まり水の処理も工事業者さんがやると言ってくれたので大丈夫だろう。
仮に溢れてもトラブったのは２階のPS室で、下は駐車場だから問題ないしね。
一応、市の水道局の方には現地の状況（受け皿の下は乾いていたことを含めて）とこれからの対応（管理会社と工事業者に任せたこと）を伝えておいたよ。（責任問題が絡むからね！）
