チョコレートとエロス -2ページ目
シャワーの音が響く部屋に
アナタの温もりの布地
情事を思い起こさせるように
湿りを帯びた白い布地
蜜も
鳴き声をも吸い込んだ
ワタシの化身
汗も
欲望をも吐き出した
アナタの化身
二人の臭いを混ぜ込んだ
楽園
全身を水滴で着飾った身体に
蕾から蜜が滴り落ちた
何事も無いかのように
こっそりと覗く
アナタの視線
少し深く開いた衣に隠された膨らみを
視界の端で
観察する
そのアナタを観察しながら
ワタシは妄想を抱く
視線が指となって
侵入し
ワタシの身体を這いずり回る
無言に乗じ
蕾で蠢く指先は
吐息と共に
蜜を漏らせ
襞と絡まる
ワタシの融けた瞳に
アナタは視線を外し頬を赤らめた
ワタシは何事も無いかのように
脚を組み替え
衣を少しはだけさせた
また視線に
弄ばれたくて
何気ない言葉の端々に
潜む
淫獣
時に軽く触れ
優しく包み
時に強引に掴み
欲望に踊る
ただ単なる言葉の奥底に
ワタシの蕾を潤ませる
媚薬を秘める
言葉たち
その唇から発せられる一言一言が
ワタシの身体を蝕み
疼かせる
アナタが欲しい
と
アナタの根が欲しい
と

