4月にあるバングラデシュ新年祭のお仕事も兼ねて、愛しい日本に帰ってきました。

断食月には学校や会社が一カ月以上休校や短縮となるため、この時期は一年で唯一、息子と共に帰国できる機会となります。

バングラデシュは私にとって、みんなの母として頑張る場所ですが、
日本は…素の自分自身のままで、心身がほっと、一息つける場所…でしょうか。

温かいお風呂に浸かれて、辛くないお料理が毎日食べられて、ありのままの心で家族や友人たちと再会できる大切な場所。

たまにしか帰れないけど、だからこそ大事で尊くて。

日本に到着して、地元の駅に着くと
「ああ、帰ってきたなあ…」
と胸がいっぱいになります。

今年は遅咲きの桜が綺麗に咲いている姿を見られて、薄紅色の花弁がお迎えしてくれているようで…
とても嬉しかったです。

桜を見られる幸せは、年々自分の中で大きく深くなり、その儚い美しさを見る度に、様々な思い出が蘇り、未来に想いを馳せています。

桜という情景は日本の、日本人の、心の宝物ですね。