サヘルさんの言葉はいつも本当に美しい。

それは、サヘルさんが持つ言葉選びのセンスもさることながら、語彙力を知識と経験が確固たるものにしていて、言葉と心が繋がっているからだと思います。

今回のバングラデシュ滞在中、同行させていただき沢山の感動をいただいたけれど、私が特に感慨深かったのはサヘルさんと工房の女性たちとの再会です。



前回訪問された時に、お母さまとサヘルさんとの母娘の絆のお話、
貧困格差や男女格差の中で闘う大変さ、
生きることの辛さと素晴らしさ…

色々なお話を工房の女性たちにしていただき、そのお話を聞いて多くの女性たちは涙を流していました。

きっと彼女たちの人生で経験した悲しみや苦しみがリンクして、サヘルさんの人生に深くシンパシーを感じたのだと思います。



それからずっと、女性たちはサヘルさんのことをとても心の近くに感じていて…


同じくサヘルさんも、私たちの工房のことをずっと考えてくださり、日本からコロナ禍の中、できるだけのサポートを続けてくださいました。


こんなにも離れた日本とバングラデシュで、限られた時間を過ごした者同士が共感により繋がり、こんな風に素敵な両思いが成り立つことを、奇跡のように嬉しく思います。



女性たちの嬉しそうな顔ったら…!


うちの工房のアドバイザーであるナヌーさんなんて、サヘルさんを食べちゃいそうな勢いです。



可憐な容姿からは信じられないくらい、芯が強くて凛とした内面の魅力を持つサヘル・ローズさん。


砂漠に咲く薔薇、という意味と聞きましたが、その笑顔はどんな場所でも見る人に力を与えて幸せにする素敵な力があり、

この日、エクマットラハンディクラフト工房には沢山の笑顔が咲きました。



日本から沢山のお土産を持ってきてくださり…
中でもこのスイカのベビー用のお洋服はとってもキュートで最高のプレゼントとなりました。

サヘルさんの美しく強い生き様は、きっと工房の女性たちの瞳にも、希望の光と映っていることでしょう。

自分で言うのもなんですが、こんな辺境の地にある小さな田舎町の工房ってなかなかなくて🙈
そんな場所まで溢れる想いを持って地球を跨いでこうして会いに来てくれる…

そんなサヘルさんのハートが、何よりも大好きです!