バングラデシュでも毎年、日本大使館にて天皇誕生日のレセプションが開催されます。
 
長らく海外に住めど日本人である私たちにとって、こうした催しは自分のルーツや母国のことを思い出させてくれる大切なイベントであります。
岩間大使の天皇誕生日へのスピーチを聞きながら、改めて日本という国の象徴である天皇という存在、その存在の偉大さを感じました。

建国記念日や天皇誕生日。
正直、海外に住むまで「国の祝日」という認識であり、恥ずかしながらそこまで詳細に意識したことはありませんでした。

でも、バングラデシュに住むようになってから、
「日本が建国した日はいつ?」
「天皇は何をしているひと?」
と聞かれることが多々あり…

そんな時に答えられないのはバングラデシュの人々にも母国にも申し訳ないし、何より格好悪いので、調べて咀嚼して、今は自分なりに話すように努力しています。
 
この日は大使公邸が会場で、バングラデシュのゲストの方々を中心にお客様が沢山いらっしゃっていました。
私たちはNGO団体として展示ブースを出させていただきました。
 


日バの大切なお客様がいらっしゃるこのような式典に展示ブースを出させていただけることは、ひとつの団体として大変有難いことです。
私たちは今絶賛プロモーション中のジュート製品を宣伝するために、昨年のファッションショーで制作したジュートの和服を着て商品を展示させていただきました。

しかし…正直なところ実際に自分が着てみると、見た目はなかなか涼やかなのですが肌触りはゴワゴワするし、ドライクリーニングしても着丈が縮むしで、色々改善点が更に見えてきて、アイディアは良いものの商品化まではまだまだ遠いな…と痛感いたしました。。。
何事も、完成するまでの道程は紆余曲折あり時間がかかるものですね。
 
この日はカメラの持ち込みと会場の撮影がNGだったので全体の写真はないのですが、こちらはゲストの方々が共有してくださった写真です。
 
 
 
この日のゲストの中に、エクマットラの創立時からのサポーターであるライラファーマダムがいらっしゃいました!
ライラファーさんはダッカ大学の教授で、夫や創立メンバーの大学生当時の先生でもあります。

エクマットラがまだ、大学生たちが運営する青空教室のみが活動だった時代から、ずっと応援し見守り続けてくださっている本当に有り難いお方です。
昨年リサーチのお仕事で日本に行かれていたようで、京都のお寺の美しさや懐石料理の素晴らしさなど、日本滞在のお話に花が咲きました。
 
 
こちらのご夫妻は、私たちの音楽ユニットを毎年4月に池袋のバングラ新年祭に呼んでくださる方の親しいご友人で、「マエさんの話はよく聞いてるよー!」と気さくに話しかけてくださいました。
会場にいらしていたバングラデシュのゲストの方々は何かしら日本とご縁のある方が多く、お話していく中で日本のことを質問してくださったり、更に興味を持ってくださったことがとても嬉しかったです。

この日は天ぷらや海鮮焼きなどライブキッチンも含めた日本料理が盛大に振舞われ、大使夫人を始め大使館のご婦人方は皆さんお着物をお召しになられていて、会場全体は上品ながらとても華やかな雰囲気でした。

実はここ最近公私共にずっとドタバタしていて、なかなかほっとする暇もなかったのですが、先週ひとつ大仕事を無事に終え、自分の気持ちも少し落ち着き、最近の出来事や気持ちを振り返りながら今日久しぶりにブログをきちんと書けてなんだか嬉しい気分です。
私にとってこのアメブロを書くことはプチデトックスのようなことらしく、相変わらずSNSが苦手な自分にとってじゃ中に溜まっていたものをアウトプットできる貴重hな場所でもあります。
いつも読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

ベンガル料理のレシピや、エクマットラの子どもたちの嬉しいニュースもたまっているので、また時間を見つけて書いていきたいと思います…!!