昨日のJICA BANGLADESHさん50周年記念イベントでは、大変光栄なことに式典の一番最後に行われるCultureプログラムのメインパフォーマーとして参加させていただきました。

会場のパン・パシフィック・ショナルガンホテルは、各国の首相や大臣が訪れる、ダッカ市の中でも由緒あるホテル。
そのホテルの中でも一番大きなお部屋が今回の会場で、天井にはシャンデリアが煌めき、まるで舞踏会会場のような雰囲気です。

昨日はJICAの関係者の皆様はもちろんのこと、岩間大使やバングラデシュの大臣など錚々たる方々が50周年のお祝いに列席されていました。


式典は滞りなく進み、あっという間に後半のCultureプログラムの時間へ。
前半のスピーチパートでは、この国でのJICAさんの貢献を皆様がそれぞれのお立場から熱くお話されていて、改めてこの50年間歩まれてきた歴史、その功績を実感いたしました。

「この大切な式典で、私たちは自分自身の役割を全うするために、今できる最高のパフォーマンスをしよう」

バックステージで、皆さんのスピーチを聞きながら会場の皆様の表情を眺めながら、そうした想いが込み上げてきました。


この日の一曲目は「Present」。
大切なひととの絆を歌った私たちBAJNA BEATのオリジナルソングです。

私はこの歌の
「太陽の下共に笑い 月明かりの下涙し この限りある人生の中で 共に過ごした日々を忘れない」
というサビ前のフレーズが大好きで。
いつも歌いながら泣きそうになってしまいます。

JICAさんの今までのプロジェクトの様子や関係者の皆様とこの国の方々との絆を表現した、この歌にぴったりのビデオをメンバーの水谷君が制作してくれて、よりエモーショナルなパフォーマンスが出来上がりました。


二曲目はオリンピック・パラリンピック応援歌である「AKASHEY」。

この歌は、日本へ行くこの国のスポーツ選手たちのために作られましたが、歌詞に出てくる「君と僕」は、聞くひとそれぞれが自分の大切なひととの関係を投影できる、頑張るすべての方々のための応援歌です。
個人的にもとても思い入れの深い曲で、今回四月のボイシャキメラぶりにこのバングラデシュで歌えるのが嬉しかったです。

この歌を歌う度に、私自身も鼓舞され、前に進む勇気や元気をいつももらっている、そんな大切な曲です。


最後は日バ友好歌「きみは緑にお日様の国 わたしはお日様の昇る国」。
この歌は、この国にいた協力隊員さんがバングラデシュの方々と作った素晴らしい友好歌です。

こうして一人一人の日本人とベンガル人の友情が、日バの友好を作っているんだ、と実感できる想いの詰まった歌であり、
今は協力隊員の方々から私たちが引き継ぎいつもライブで歌わせていただいていますが、歌うとバングラデシュの観客の皆様が自然と笑顔になる、本当に愛すべき名曲です。
 
今回は協力隊員の皆様のスライドショーと共に歌わせていただき、より歌詞の意味も皆様の想いも、伝えられたのではないかと感じました。


今回とても嬉しかったのは、久しぶりにダンサーメンバーやエクマットラの卒業生たちと一緒にステージパフォーマンスができたこと。

BAJNA BEATは二人の音楽ユニットなので、いつも練習時も本番も二人で試行錯誤していて、二人だからこその喜びや化学変化は毎回あるのですが、
今回自分たちよりもずっと若いみんなと四六時中一緒で、久しぶりにダンスレッスンをしたり、ワイワイご飯を食べながら、笑顔や元気を沢山いただきました。

昨日のステージを観てくれていた皆様にも、それぞれの絆や想い、私たちのパフォーマンスから前向きなエネルギーが届いていますように。

そしてまた、日バの国旗を背負ってみんなで一緒にパフォーマンスできますように…!!