10月7日の一大イベントが終わり、余韻に浸りながらも、お仕事の日々が再開しています。
 

 
一番右が私たちにこの舞台のオファーを下さったジャーナルさん。
この国で最高峰の素晴らしい舞台監督さんだと、今回一緒にお仕事をさせていただき思いました。
ジャーナルさんの人間性の素晴らしさについては、別途ブログにも書きたいと思います。
 
今回のカルチャーパートには歌と踊り以外に重要なお芝居パートがあり、そこで共演させていただいたアイシャちゃんとドリーさん。
ドリーさんはバングラデシュを代表する大女優さんです。
アイシャちゃんは11歳と思えないくらいしっかりとした賢い女の子。

おばあちゃんがバングラデシュの歴史を孫娘に聞かせる中で現在と過去が行ったり来たりし、舞台の中でバングラデシュの歴史や文化を見せていくという構成で、私たちはそのお話を聞いて感銘を受ける外国人という役割でした。
 
 
この国で大人気の俳優さんだった、文化大臣のヌルさんも楽屋見舞いに来てくださいました。
 
 
舞台には様々な国のコスチュームを着たバングラデシュのパフォーマーさんたちが歌や踊りを披露し、色とりどりに空間を彩っていました。
 
 
オープニングセレモニーには日バの要人の皆様が参加されていて、いつも日本で行われる4月のバングラ新年祭の時にお世話になっている私たちの友人にもばったり会いました。
 
 
今回の舞台で、舞台上から一番伝えたかったのは、コロナ禍を乗り越えてこの素晴らしい第三ターミナルを作ってくださった方々への感謝。
 
私たちは第三ターミナルのために何もしていないのに、こうして舞台に立たせていただく機会をいただき恐縮でしたが
この建設に関わった方々の想いを背負って、また日本の代表として舞台に立たせていただ大変光栄な気持ちでもありました。
 
ここには書けませんが、理不尽なことも、悔しいこともありました。
しかし、ジャーナルさんを始めバングラデシュの中で「良い作品を作りたい」という想いで頑張っている同志のような人々と出会えたことは、私たちにとって素晴らしい宝物となりました。

この美しい空港が本格的に始動して、当たり前に人々が行き交うようになる未来を思うと心に希望を感じます。
「始まりの日に立ち合えた」という名誉を胸に、これからもこの国の発展を見守って行きたいと思います。