9月30日に開催されたASHR 2023〜ADVANCED STUDENT HONOR ROLL〜とは、公文式を自身の学年より1年、2年、3年先まで学習している優秀な生徒を表彰するものです。 

KUMONさんのHPでは、この国での公文式導入についての経緯がこのように書かれています。

『開発途上国への貢献』
”様々な貧困者支援を行っているバングラデシュのNGO団体BRACのアベド総裁の教育への強い想いを受け、KUMONはパートナーとして協働プロジェクトを開始。
2015年にJICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)、東大などの支援を受けて、BRACが運営する貧困層向けの一部のBRACスクール(小学校)で、公文式導入効果検証を8か月間実施し、2017年には首都ダッカに中高所得層向けの公文式教室をBRAC直営で開設しました。
2019年7月、BRAC、BRACが設立した「BRAC Kumon Limited(BKL)」と三者間ライセンス契約締結。
バングラデシュ国内において公文式直営教室およびFC教室の開設・運営事業をBKLが担い、同国内での公文式普及を協働で推進しています。教室から生み出される利益を、BRACスクール(約15,000校)での公文式無償提供への資金に充てられるよう、協働プロジェクトは進行中。
貧困層の子どもたちへの持続的な教育支援を目指しています。”
 

そして、エクマットラアカデミーに関する記事がこちら。

 

そうした経緯でこの国で着々と広まりつつある公文式ですが、大変嬉しいことにエクマットラアカデミーからもASHRを受賞する優秀な生徒が育ち、6名が公文クラスでの成績を評価され、この日銅メダルが授与されました。

アカデミーの子たちは前日にはるばるハルアガット村から首都ダッカへバスに揺られてやってきました。
引率のスネハシシュ先生に子どもたちの様子を聞くと、もう四六時中大興奮状態!とのこと。
表彰式はもちろん、ダッカに来てBRACの施設に泊まることも、そこでいつもとは違う食事をいただくことも、日本の公文の皆様や日本大使ご夫妻、そしてこの国でも有名なマダム・アベド(世界最大のNGOと言われるBRACの創立者であるアベド総裁の奥様)、アシフ・サレハ現総裁に会えることも、彼らにとっては全てが非日常で夢のようなトリップです。

子どもたちは錚々たる皆様からメダルをいただき祝福を受け、本当に本当に嬉しそうでした…!