昨年末に開通した、ダッカメトロ。 
現地の方々の希望はもちろん、このダッカメトロには沢山の日本人の方々の想いが詰まっています。

開通してからずっとウットラからアガルガオンというところまで急行運転で、私が住んでいるミルプールには止まらないため、なかなか乗る機会がなかったのですが
昨日ウットラで撮影があり、やっと…やっと!
乗ることができました




ダッカメトロステーションの始発、ウットラノースステーションの入口。
入口からしてもう、バングラデシュでは見たことないような近代的なデザインで、期待に胸が高まります。




どこからどう見ても、立派なメトロステーション!




中に入ると、注意事項やメトロの説明が書いてありました。
こういう注意書きも今まで見たことなかったので、バングラデシュにもいよいよ…と思えて、なんだかとても嬉しかったです。




駅構内も驚きの美しさ。
ダッカの路上にはそんじょそこらにゴミが落ちていますが、ここは塵ひとつ落ちていない。

「みんなのものを大事に使う」

という概念が、メトロ開通を機にきちんとこの国で育っていくのではと、新しいピカピカの床を見て感動…。




チケットを買うのもきちんと液晶画面。
ベンガル語と英語もあるので、現地の人にも旅行者にも優しい!




乗車料金を入れると、綺麗なカードが出てきました。




乗る駅の改札に入れて受け取り、降りる駅の改札に吸い込まれるシステム。
自動改札にも…これまた感動。




メトロのマップもちゃんとありました。
この日はウットラからわたしが住んでいるミルプールまで。
車で行くと、30分〜1時間かかりますが、メトロで移動したらたったの10分!




電車が到着する瞬間に…
ホームに走ってくるメトロの車両を見て、
また、感動。

本当に、メトロがこの国に走っているんだなあと。

このメトロの開通のために、貢献してきた方々を知っているから
何かずっと、駅に入ってから乗ってる間も、涙腺が緩みっぱなしで、感極まりっぱなしでした…。

今、バングラデシュでは、綺麗なメトロラインが走っています。

メトロを作ってくださった方々、ありがとうございます。
大切に、大切に
みんなで使っていきたいと思います。

このメトロラインがこの国の方々に庶民の足として愛されていきますように。