昨日は久しぶりに、達成感を抱きしめて眠ることができました。
 

それは、自分の弱点と向き合い、努力をして、克服するという
とてもシンプルだけど真っ直ぐな方法で結果を実感できたからだと思います。

10年間このバングラデシュでエクマットラの活動をしているおかげで、ベンガル語は不自由なく話せるようになりましたが、その分英語は活動の中で話す機会がほとんどなく、
世界一周をしていた頃はもう少し話せたはずなのですが、最近は英語を話そうとしても、めっきり言葉が出てこなくなってしまい、苦手意識も高くなってしまっていました。

ベンガル語が人より話せる分、英語を話せないことをあえて露呈させたくないという気持ちもあるのだと思います。

そんな中で、バングラデシュにある日本人商工会とJBCCIという組織によるWOMEN'S DAYのイベントにスピーカーとしてお声を掛けをいただき、参加者の皆様は日本人とベンガル人の方々が半々ということで、英語で活動をお話する機会を再びいただきました。

 

こちらのブログにも書かせていただきましたが、つい先日もBRACのイベントで英語のスピーチのオファーをいただき練習したものの、当日ベンガル語へのリクエストに変更したため、実際にオーディエンスの前で英語でお話する機会はありませんでした。
そのことに、やはりどこかでほっとした自分がいました。


けれど今回は完全に、パネリストとして英語でのお話ややりとりが必須なイベントです。
今度こそ…!

きちんと英語で自分たちの活動を話せるようになって、英語への苦手意識を克服したい!

と思いました。

バングラデシュの錚々たるメンバーや各商社の所長さん方の前で、恥をかきたくない、という気持ちもありました。
しかし、いつも子どもたちに


「失敗してもよいから挑戦してみようよ」


と言っている自分が、苦手だからとせっかくの機会を辞退したら、それは格好悪い、美しくない、と思い引き受けることにしました。

 

引き受けてからは…

質問を想定して、英語で話せるように練習する日々。


昼間はエクマットラの仕事があるので、お料理をしながら、お風呂に入りながら、移動中に…
ブツブツと英語でひたすら練習の日々でした。
でもそれが、なかなか面白くて。


言語は練習した分だけ、使った分だけ成長できる分野です。
練習すればするほど、ひとつひとつのトピックになめらかに話せるようになり、なんとか当日までに活動の内容について話せるようになりました。

(後半へ続く)