5日間の国際ジュートフェスティバルが終わりました。
暑くて、忙しくて、会場にいると座る暇もなく、この5日間本当に疲れてへとへとですが
新しい挑戦のために、自分たちが勇気を出して一歩踏み出した感覚があり
また、この国際ジュートフェスティバルではジュートという環境に配慮した地球に優しい素材を愛する方々と出会うことができ
出展してよかったなと、帰り道に久しぶりに穏やかな気持ちで帰りのトラックに乗って記事を書いています。

沢山の課題と次にやるべきことも見えてきました。
バングラデシュのハンディクラフトは、日本にはない手作り感や素朴な可愛さがあるものの、
全体的に多様性に欠けていて…例えば今回のフェスティバルでは出展ブースの9割がジュートバックのお店でした。
それだけ需要があるということだとも思うのですが、どこのお店にも同じようなバッグが並んでいるのを見て、バングラデシュのマーケットにおいては逆に新しいユニークな商品により差別化できる可能性も感じました。
 

オーストラリアやドイツなど海外からのバイヤーさんたちも来ていて、品質をきちんと管理して、魅力的なオリジナル商品を作ることができれば、国外でも販売できる機会もあるのかなと。

この5年間、工房を立ち上げてから運営していくのに必死でしたが、今からの5年間は事業をきちんと確立させて、私がいなくなっても皆で運営していけるように…していくために、更なる高みを目指して走っていきたいと思います。
長く走るためにも、一つ一つ、ステップを踏みしめて、前に進んで行こうと思います。

フェスティバルのことは国内でも大きな記事となりました。

  https://bdnews24.com/media-en/image/rjh852lyjl