国際女性デーの今日、ひとつのストーリーを共有したいと思います。
彼女のことは以前にもこのブログで書かせていただきましたが
今年、私たちのスタッフのひとりが、素晴らしいサプライズをくれました。
彼女は農村に生まれ、14歳で結婚し、二人の娘の母親となりました。
勉強が大好きだったけれど、結婚を機に子育てで忙しくなり、経済的な理由もあり学業を断念しました。
5年前、彼女は私たちの工場の面接にきました。
「娘二人には勉強の機会を与えたい。私のような思いはさせたくない」
それから、5年間、彼女は自分のお給料で立派に娘さんを学校に通わせています。
物語はここで終わりではありません。
彼女はなんと、働きながら自学し、夫を説得し、昨年大学受験に受かり、今年からオープンユニバーシティの生徒になったのです。
彼女が夢を叶えられたのは、決してあきらめなかったから。
貧困も、結婚も、出産も、封建的な夫も、彼女の夢をあきらめる理由や言い訳にはならなかったのです。
女性の可能性、しいては人間の可能性について
彼女のストーリーは私たちに沢山のことを教えてくれます。
もちろん全ての女性が彼女のように頑張れるわけではありません。
だからこそ、そうした可能性を秘めた女性たちに才能を開花させる機会を、これからも私たちは創っていきたいと思います。
《Success story of Laboni ~ラボニの物語~》
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