ロヒンギャ難民キャンプから逃れてきたという子どもたちや女性たちと会った翌日。

私たちはキャンプに入り、学校を巡ったりロヒンギャカルチャーセンターを訪問しました。

思っていたより厳重ではない警備、道を歩いている子どもたちののびのびとした表情、敷地内の豊かな自然。

前日の話を聞いて、自分の中で勝手にロヒンギャ難民キャンプは皆が逃げ出したくなるような場所なのだと決めつけていた。

中の問題は沢山あるだろうけど、少なくとも私が訪れた地域では、子どもたちが笑い、遊び、母国語で教育が受けられていた。

子供の瞳の輝きが、人道的な暮らしを物語っている。
昨日のストリートチルドレンの暗い瞳の色を思い出して、なんだかやるせない気持ちになった。

ここでの暮らしと引き換えに、彼は自由を選んだのでしょう。
しかし、自由にはいつでも責任やリスクもつきまとうもの。
幼い彼が背負うには、あまりにも過酷な現実…。