本日、聖心女学院の皆さんとのオンラインセッションがあり、ハンディクラフトの活動についてお話させていただきました。

クラフトの活動を始めてから、有り難いことにこうして人前でお話をする機会を沢山いただいていますが、活動を始めたきっかけである妊婦保護センターでの出来事は、何度話しても想いが込み上げてしまい声が詰まってしまいます。

自分がお腹を痛めて産んだ愛しい赤ちゃんと一緒に生きるという選択が、貧しさ故に出来なかったお母さんたちの悲しみ、苦しみ。
そうした感情が流れ込んで来て涙が止まらなかったあの日。

それは私の原体験であり、ハンディクラフトの活動をする上での原点はここなのだと、皆さんにお話をしながら自分自身も改めてあの時に感じた言葉にできない気持ちを今日も思い出しました。

工房設立から6年、まだまだ道の途中ですが、私を信じてついてきてくれた女性たちの笑顔に、いつも支えられています。

彼女たちの笑顔を守れるよう、そしてこうした笑顔を増やせるように、これからも頑張らねば。
そう思わせてくれる彼女たちに感謝です。