今日は首都ダッカで大停電があり、6時間電気が来ないと報せがありました。

天井の扇風機が止まると、まだまだバングラデシュは蒸し風呂状態です。

ジェネレーターが止まり、インターネットも止まってしまって、仕事が全くできない状態になってしまったのですが

オフィスの誰もが焦らずイライラせず、
「仕事にならないから、遊ぼう♪」
と、ボードゲームを始めたり、UNOを始めたりすごく楽しそう(笑)。

それを見て私は、何かおおらかでよいな〜と思いました。
それはバングラデシュ人の
「あきらめる力」と「今を楽しむ力」
なのだと思います。

日本人の私たちは、あきらめられない習性もあり
「停電がなかったら仕事終わらせられたのに…!」とか
「仕事終わらせられればあれもこれもできたのに…!」など
いつもタラレバ考えてしまいがちなのですが
(東京タラレバ娘…読んでいました🙈)
そうしているうちに今という時間を割り切れない気持ちで悶々と過ごさなければならないことが多々あります。

バングラデシュ人の友人たちを見ていると、どうしょうもないことは直ぐにあきらめて、気持ちを切り替えるのが本当に上手で。
環境的に仕方のないことが起こることに慣れているというのはあると思うのですが、
この国で…というか人生において?
楽しく幸せに生きていくためには、何でも真面目に根詰めすぎるよりもきっとこれくらい楽観的な方が良いのだろうな、と感じる今日このごろです。

言葉にすると、ケ・セラ・セラ…なるようになる、ですね。
ちなみにベンガル語では
「インシャアッラー」と言います。
直訳すると、神の御心のままに…ですが、要はなりゆきにまかせよう、という意味です。

仕事や夢に関しては自主的に責任感を持って動きつつも、今日の停電のようにどうにもならないことに関しては…
ジタバタしても仕方ないので、受け入れて気持ちを切り替えるのが正解かもですね。

今日はたまたま息子もオフィスに連れてきていたのですが、途中からUNO大会になったため、大喜びで参加していました(笑)。