この地に住む私たち日本人のための、最大のお祭りが終わりました。

始まるまでは、長い長い道程でしたが
始まってみると、あっという間で

昨年から打合せを重ねて、準備を進めてきたこのお祭りは
普段はあまり、お会いすることのない日本人の皆さんと一丸となりながら
学生時代の文化祭を仲間たちと作り上げるような、意欲と情熱に包まれた尊い時間で

大人になってもこんなに一生懸命になれることや、誰かのために頑張れること、
また自分一人の力の無力さ、チームワークの大切さなど大切なことを思い出させてもらう機会となりました。

エクマットラとしては、この春祭りは三回目のイベントアレンジだったにも関わらず
新しいホテルであったこともあり、予期せぬハプニングが続出し
今回は前日の搬入から余裕がなく、気が休まる暇が全くなく、、、
日本人会の皆さんのご協力により、なんとか最後までやり遂げられたというかんじで

終わった後は、ただただ、放心状態でした。
 
やはり、仕事にはその時の自らの心が反映されるものだと
そしてプロならば、もし万全のコンディションではないとしても、周りに気遣わせたり悟られてしまってはいけないのだと、
エクマットラチームで猛省をいたしました。

しかし、問題が起きた時に、
そうした時だからこそ触れる周囲の方々の優しさや温かさに救われ
人生の醍醐味のような、感銘を受け
そしてそうした柔い心に日本人の皆さんの渾身のパフォーマンスが染みわたり
涙を抑えきれないほどの感動をいただいたのも確かでありました。
 
総括すると、反省すべき点は仕事的には多々あったものの
こんなに感情豊かに、喜怒哀楽を感じながら、周りの方々に支えられて生きている今の環境には
喜びと共に、感謝という言葉しかありません。

写真はリハーサルのものですが、音響席から見る皆さんは
本当にきらきら輝いていました。
子どもたちも、大人の皆さんも、みんなみんな生命の輝きを感じるほど、光っていました。

また、自分たちも少しだけステージに立たせていただいたのですが、
大好きな日バ友好歌を、尊敬する伊藤大使と歌わせていただいたり、パフォーマーとしても素晴らしい経験をさせていただきました。

明日からはビデオ編集のお仕事が始まります。
もう少しだけ、この祭りのあとの余韻に浸れそうです。