5月8日の母の日
 
バングラデシュのインドの国境近く
ハルアガットの田舎町から中継で、
バングラデシュのお母さんたちの活動や想いをお伝えさせていただきました。

私自身、母への感謝や
自分も母になってみての感情もある中で、
バングラデシュのお母さんたちと共通する経験や想いが沢山あり
そうしたものを前向きな力としてお届けしたいと思って活動する中、
PRIYOさん、そしてフェアトレードちばさんのおかげでこうして発信する機会をいただき
大変有意義なオンラインイベントになったのではと感じています。
 
 

 
イベント内でもお話いたしましたが、
私自身も心が挫けそうな時、前に進む力が出ない時、
バングラデシュで強く生きるお母さんたちから、いつも元気と勇気をいただいています。

運命を受け入れて、あるものに感謝し、困難を乗り越えていく姿に
私自身活動しながら、いつも人間の大きな可能性を感じ、感動をいただいているのです。
 
 
 
 
 
働くお母さんたちに共通するのは
「子どものためにも自分がこの仕事を全うしなければ」
という強い想いです。
子どもがお母さんの愛情を受けて強く優しく育つように、
お母さんにとっても子供という存在が、心を強く優しく育てていくのだと感じています。
 
 
 
 
始めは目も合わせてくれなかった、口もきいてくれなかった女性たちが
生き生きと自分の意見やアイディアや感情を表現する瞬間。
この仕事をしていて、とても幸せを感じる瞬間です。
 
 
 
 
工場の一角では、子供たちがお昼寝していたり。
寝ている子供はみんな天使のようで
お仕事中に覗きにいっては癒されています。
健やかであれ、たくましく育ってほしい、と願うばかりです。
 
 
 
 
今回のイベントでは女性たちもインタビュー形式で日本側からの質問に答えるコーナーがあり、
私が通訳しながら実際に彼女たちが自分の言葉で自身の人生、子供への想い、仕事への誇りを語ってくれました。
ひとつひとつの質問に堂々と答える姿は本当に素敵で、私も隣で聞きながらとても眩しく、頼もしく思いました。

まだまだ問題も山積みで、道の途中ですが
これからもこの工房で、「お母さんと子どもが一緒に生きていける世界」のために活動をしていきたいと思います。

いつも温かく見守ってくださる皆さん、本当にありがとうございます。