日本とバングラデシュの友好の歴史は、一言では語りつくせませんが

それは独立よりもずっと昔、
1902年に日本の美術家である岡倉天心が、ベンガル界の大詩人ロビンドロナート・タゴールと出会い、その絆を深めたように

多くの日本人とベンガル人の友情から始まり、今日に至るまでの国としての友好を築いてきました。

そのようなナレーションと共に、歴史に思いを馳せ、日バ友好歌やバングラデシュのナショナルソング、私たちのオリジナルソングを先のプログラムでは歌わせていただきました。




また、この日のプログラムは
個人的にも日本人会のイベントで大変お世話になった商社の方が、6年間という月日を費やしやっと形になった調印式ということもあり
その方の心情や、今回の日バ経済特区のプロジェクトに関わられてきた皆様の想いを感じ、ナレーションにも歌にも自然と熱がこもりました。

とても嬉しかったのが、最前列に座られていた在バングラデシュ日本大使館の伊藤大使や親しくさせていただいている日本人の皆さんが始終優しい微笑みで私たちのパフォーマンスを見守ってくれていたこと。

久しぶりの生ライブに加え、滅多にないフォーマルな式典で私たちも少し緊張気味だったのですが、皆さんの笑顔のおかげで心が和らぎました。

そう、本当に多くの方々がこの国の発展にご尽力されていて
50年という友好の歴史の中には、そうした沢山の方々の真心があり、今の日バの関係があります。

この日、本当に温かい拍手と
愛溢れる歓声を会場の皆さんからいただきながら

ステージに立つ機会をいただいている私たちは、そうした皆さんのお気持ちもきちんと背負い、この国の方々へ届けていかなければと
改めて思いました。