今日はバングラデシュ建国の父「ボンゴボンドゥ(ベンガルの友)」と呼ばれる、シェイク・ムジブル・ラーマン初代大統領のお誕生日。

独立戦争時に、その力強い演説とリーダーシップで、バングラデシュを勝利に導いたと言われている方です。

バングラデシュは祝日で、色々な場所でボンゴボンドゥのイベントが行われていました。

もしもあの独立戦争で負けていたら、母国語であるベンガル語を話し、自国の文化を誇り愛する今のバングラデシュはなかったかもしれません。

母国というルーツやアイデンティティが奪われ、壊され、失われてしまうかもしれないという想像もできない薄暗い恐ろしさは
戦後の日本に生まれた私たちには想像もできませんが

今の世界情勢の中で、まさに今のこの瞬間も
そうした危機に直面し、戦わざるをえない状況に陥ってしまっている方々がいます。

今の世界を、バングラデシュを見て
建国の父は何を思うのか…

そんなことを考えた3月17日でした。