昨日は沢山の冬服を持って、久しぶりに青空教室へ。
いつもナショナルスタジアム近くで行うクラスに来る子どもたちはみんな、一生懸命ABCを読み書きしていました。




2012年から2013年の来たばかりの頃、私の仕事の一つが青空教室の運営でした。

それは、代々インターンの子も通る道で、エクマットラの原点を知るという意味でも、本当の意味で活動を知るという意味でも、とても重要な仕事でした。

路上の子どもたちは、元気で勇敢で自信に満ち溢れています。
過酷な状況を生き抜いている彼らだからこそ、クラスは一筋縄ではいきません。

まず話を聞いてくれる子ばかりではなく、何かの拍子でケンカが始まったりクラスが収集つかなくなることも多々あり、
また正直な子どもたちはクラスがつまらなかったらすぐにいなくなってしまいます。

子どもたちの興味をずっと繋ぎ止めておくのは先生としてとても技量が必要で、
頑張っても夫のようには子どもたちとの関係を構築できず、どうしたら彼らは喜びを持ってクラスに参加しゆてくれるだろう、と毎回悩みながら試行錯誤の日々でした。

しかしその失敗や挫折の経験こそが、今この国で生きていける自分を作ってくれたのだと、心から思います。




クラスの後生徒たちに、新年のプレゼントとして冬服を渡しました。
一人につき3着ほど、今回はあげることができたのですが、渡す前にどういう方々からの贈り物か、中にはどんなものが入っているか、説明して渡しました。





路上には小さい女の子も沢山住んでいます。
女の子のには、サルワカミューズという民族衣装もひとつ入れてプレゼントしました。



赤ちゃんたちにも、ベビー服をプレゼント。
温かく過ごしてほしい。




青空教室に来る子どもたちは、今も路上に住んでいる子たちで
みんないつも裸足にボロボロの服を着ています。

いつもしてあげたいことは沢山あるのになかなかしてあげられない中で、今回は日本人の皆さんのご協力のおかげで子どもたちに沢山の温かく綺麗な冬服をプレゼントすることができました。

ご協力いただいた皆様にも、心から感謝です。