日本ではインスタグラムやツィッターのユーザーの方が多く、特に若者はもうFBはほとんど使用していない(とある大学生がクラフト工房のためにリサーチしてくれた日本の10代のFB使用率はなんと0.4%…!)と聞くのですが
バングラデシュではFBがまだ全盛期で、わたしも仕事やプライベートの連絡ツールとして使用しています。
FBでは、自分だけ見える形で「〇年前の今日の投稿」のように、過去の同じ日に何を投稿したかが出てくるのですが、今日FBを開いたら「2年前のあなたの投稿」と、この写真が目に飛び込んできました。
エクマットラで育ったナイムを日本へ連れて行った時のこと。
もうあれから二年経ったなんて…。
時の過ぎゆく早さにただただ驚きです。
《ナイムくん日本滞在記はこちら↓》
素晴らしい時だったのでしょう。
自由に海を越えて、様々な人たちと交流できた時代。
今のような世界になるなんて、この時は誰も考えもしなかったのです。
どんな風に生きていくのか?
それを子どもたちに背中で見せていかなければなりません。
彼もまた、母国に戻った後に日本での輝く日々と、バングラデシュでの現実の狭間でとても悩み、過去と今との乖離に苦しんでいた時期もありました。
けれど…
夢はただ見るものじゃなくて、自分で努力して、頑張って
そしていつか叶えるものなのだよ、と
何度も何度も彼と話し合い、向き合い
今もまだ、彼は道の途中ですが
微熱のように日本に憧れていた状態からは落ち着き、今は自立して自分で仕事をして働きながら、作詞作曲したり、ギターを練習したり、自分の目指すアーティストになるため、またいつか自分の力で日本へ行くために日々頑張っています。
そんなナイムくんが出演者として出ているドキュメンタリー映画
「タゴール・ソングス」
が日本で上映されるそうです!
こちらを撮影したのは、若き女性監督の佐々木美佳さん。
現地での体調不良と闘いながら撮りためたというドキュメンタリーは、タゴールというベンガル界を代表する詩人を通じて本当に貴重なバングラデシュの姿が映し出されています。
バングラデシュのホストタウンである豊島区で上映されるとのこと、
バングラデシュやエクマットラ、そして南アジアの詩や音楽など文化に興味がある方は是非この機会にご覧いただければと思います!
詳しくは下記HPでご確認ください。
https://www.toshima-mirai.or.j
(公益財団法人としま未来文化財団 2021年8月28日)
ひとつのテーマから、世界の文化を探っていくシリーズ第四弾。今
デシュの詩とラップ」です。
バングラデシュでは昔から詩の朗読や創作が盛んであり、近年では
されています。
トークでは、映像作家の佐々木美佳氏と南アジア音楽ライターの軽
の歌や詩・ラップを紹介。詩と音楽を通じて、バングラデシュおよ
文化の魅力に迫ります。
また、非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞した詩人・タゴール
ンタリー映画『タゴール・ソングス』の上映会を行います。
トークと映画から、バングラデシュやベンガル語の詩と音楽の世界
*東京2020オリンピック・パラリンピックで豊島区はバングラ
ルシアのホストタウンとして登録しています。
日程 2021年8月28日(土曜) トーク:14時30分 | 上映会:①12時 / ②16時15分
場所 としま区民センター
・『タゴール・ソングス』上映会
日時 2021年8月28日(土曜)
①12時から13時50分 ②16時15分から18時05分 (開場は各回30分前)
①12時から13時50分の回は定員に達した為、申込受付終了し
会場 としま区民センター7F 会議室
定員・対象 各回25名 (小学生以上)
参加費 1,000円 (椅子席と座布団席からお選びいただけます)
・『世界探訪 #4 バングラデシュの詩とラップ』トークショー
日時 2021年8月28日(土曜) 14時30分から15時45分
会場 としま区民センター6F 会議室
定員・対象 40名 (小学生以上)
参加費 500円
内容 バングラデシュやベンガル語の歌や詩・ラップをテーマに、映像作
氏と南アジア音楽ライターの軽刈田凡平氏によるトークセッション
ナビゲーター
佐々木美佳(映画作家) Mika Sasaki
福井県出身。東京外国語大学在学時にベンガル語やベンガル文学を
作を始める。2020年、ドキュメンタリー映画『タゴール・ソン
じめ全国の映画館で公開する。現在、映画・映像・執筆の分野で活
グス」にまつわる単著を8月に三輪舎から出版予定。
公式ホームページ
https://sonapakhi.portfoliobox