この夏にリリース予定の私たちBAJNA BEATのファーストアルバム「LIFE」。

 

この「LIFE」は、四年間にわたり音楽活動をしてきた想いを全て詰め込んだ集大成です。

 

現地でこの国の方々と共にベンガル語で活動をさせていただいている私たちですが、今回のアルバムはバングラデシュの方々はもちろん日本の方にも是非聞いていただきたいという想いで、アルバムのブックレットには日本語の歌詞を添えています。

 

そして…収録されている全10曲について、どんな曲なのか、どんな思いで制作したのか、もしくはカバーしたのか、
バングラデシュで応援してくれている方々や日本の皆さんにもお伝えしたいと思い、アルバムに収録されている曲を紹介していくシリーズ動画を私たちのYoutubeチャンネルにアップしました。

《BAJNA BEAT The first album "LIFE" Releasing series part4》

 

 

 


今回ご紹介する曲は「AKASHEY」。
これはアルバムの中でも一番始めにレコーディングされた
そしてT's musicさんと私たちを時を越えて繋げてくれた
とても思い入れのある、日バオリンピック&パラリンピック応援歌です。


昨日のオリンピック開会式、全ては見られなかったのですが
選手入場の部分だけはバングラデシュのテレビからも見ることができました。

世界中の国から、こんなに沢山の国から、この祭典のために選手の方々が集まり
きっとそれぞれの国、それぞれの選手に物語があって…と思うと
選手入場の晴れやかな姿は感無量でした。

幼い頃から聞き慣れたゲームの音楽の演奏も素晴らしくて
入場する選手の皆さんが、本当に勇者のように勇ましく誇らしく、輝いていました。

 

始めアイウエオ順と知らずに、Aが終わったらすぐBANGLADESHのBなんだろうな!とすごくドキドキして見ていたら
この写真が関係者の方から送られてきて…
なんと145番目!
少しだけ緊張が和らぎました。。。

 

 

 


しかしその後、バ行が近付いてくるにつれてもう
鼓動がバクバク、息が苦しくていてもたっても居られず…
何にそんなに緊張しているのか、自分でもよく分からないのですが(;^_^A


とにかく尋常ではない状態でテレビの前に張り付きつつ、
バングラデシュチームが現れた時には、もう嬉しくて感動で
我が子の晴れ舞台のように、ビデオと写真を撮りました!

 

 

 

 

嬉しかったのが、バングラデシュ関係者の皆さんが同じように選手入場を見守っていたようで
ビデオや写真を交換しながら、とても誇らしかった!という気持ちをみんなで共有して。


また後程聞いたのですが、開会式冒頭ででノーベル平和賞を受賞されたこともあるバングラデシュのユヌス博士に、IOCより長年のスポーツへの貢献としてオリンピック栄誉賞が授与されたとか。
これは大変名誉なことだと思います。


また、夫はアカデミーで子どもたちと過ごしているのですが、子どもたちと一緒に同じく選手入場を見ることができたようで、子どもたちも自国の選手たちが世界の大舞台に参加しているのを見て大変感激していたようです。

もちろんバングラデシュの選手団には特別な思い入れがありますが、日本はもちろん、各国それぞれが本当に素晴らしかった。

とはいえ、我が家は国際放送のチャンネルとも契約しているのでSONY TENやDD NATIONALというチャンネルで見ることができたのですが、バングラデシュの放送局ではやはりどこも流れていなかったらしく、大多数のバングラデシュの方々は見られなかったのではないかと思います。
ユヌス先生の受賞も、自国の代表選手の晴れ舞台も、残念ながらこの国ではあまり報道もされていません。

そうしたこの国の状況を知っていく中で

国を背負って闘う選手たちを応援したい、という想いを込めて作ったのがこの「AKASHEY」です。
 

この歌に関しては、過去に何度かブログ内でも制作秘話を紹介していますし
今回の動画の中で、この「AKASHEY」が生まれるまでにご協力・ご尽力くださった方々への御礼やエピソードも話しておりますので、是非一度動画の日本語字幕をオンにして聞いていただければ幸いです。

ベンガル語の歌詞にして音楽に当てはめる作業をする中で
この歌の産みの親である音楽家の浅田優美さんの許可をいただき
元々の歌詞から少し変わってしまった部分もあるのですが
歌の根本にあった「君と僕の絆」や「新しい世界への希望」の部分は大切に、ベンガル語でもそのまま伝えられていると思っています。

 

また、発売されるアルバムのブックレットには、優美さんが作詞された日本語歌詞のBAJNA BEATバージョンを掲載していますので、そちらも是非楽しみにご覧いただきたいです!

 

 

このアルバム曲紹介シリーズ、前回までの記事はこちらからご覧になれます↓
第一回目に日本語字幕の出し方も書いてありますので、このブログを読んでくださっている皆様にも是非日本語で曲紹介トークを聴いていただき、それぞれの曲へ込めた私たちの想いを感じていただければと思います(*^-^*)