先日お知らせした水王のCMのベッドルーム篇が公開されました。
…ちょこっと撮影秘話を。
いろんなバージョンを撮影した中で、このシーンを早朝一番初めに撮影したのですが
撮影前に話したところ、監督のイメージは「日本のセレブリティなマダム」。
自分で言うのもなんですが、生まれてこの方庶民派のわたしがセレブな奥様って。。。
明らかにキャスティングミスでは(;^_^A
と思いつつも
スタイリストさんがそういう雰囲気の衣装を選んでくださり
ヘアメイクさんが頑張って素敵なルーズアップスタイルな髪型にしてくださり
良い感じにマダムっぽいかも、と思って目を閉じてメイクをされること…なんと2時間!
けっこうかかるものだなと思いながら「finish!!」と言われて目を開けてみると、そこには瞼を全部黒く塗りつぶされた見たことのないような驚きのメイク!
写真を撮っておけばよかった、と後悔するくらい…それは面白い自分の顔だったのです(笑)
その時のビジュアルのインパクトをなかなか言葉で伝えるのは難しいのですが、例えるなら聖飢魔IIのデーモン閣下、劇団四季のキャッツに出てくるワイルドな猫、
いや、それらのアクの強いメイクにわたしの場合は顔の造形が完全に負けてしまっていて
「寝不足で飲まず食わずで憔悴しきってしまった女性」
「寝不足で飲まず食わずで憔悴しきってしまった女性」
とでも言いましょうか…。
多分ヘアメイクさんの狙いは、ゴージャスさを出そうとして、目を大きく見せるために黒いアイライナーやアイパウダーを重ねに重ねて囲んだようなのですが
とにかく目の周りが上も下も分厚く黒ーくグラデーションで塗られているため、完全に瞼が陥没しくまのある疲れ切ったかんじに見えていました(笑)。
びっくりして、これ…OKですか??と聞くとメイクさんは「すごくゴージャスだよ!」と満面の笑顔。
たぶん、彫りの深いエキゾチックなベンガル女性ならこのメイクも似合うのだろうけど、平たい顔族の私は凹凸がないのに目の周りが真っ黒で、ちょっとパンダのお化けみたいになってしまい
たぶん、彫りの深いエキゾチックなベンガル女性ならこのメイクも似合うのだろうけど、平たい顔族の私は凹凸がないのに目の周りが真っ黒で、ちょっとパンダのお化けみたいになってしまい
さすがにこれは…似合ってないし美しくないのでは…と思い、監督さんに見せたところ
監督さんからは「ちょっと…マエには似合ってないかもね…もう少し自然にして。特に目元。」
との指示が。
良かった…
監督さんもそう感じてくれて、本当に良かったです(笑)。
ちなみに撮影現場に、車篇に出演する夫もいたのですが、すごく濃いメイクの私を見て「わっ!誰!?」と驚いていました(;^_^A。
その後はかなりアイメイクを薄くしてもらい、最終的にこちらの映像となりました。
(メイクさんは、最初のほうがゴージャスで良かったのに!とプンプンしていましたが(笑))
実物を撮っておかなかったのが残念ですが…ネットでかなり近いアイメイク画像を見つけたので、載せておきます。
似合えばきっと、素敵なメイクだと思うのですが・・・・
似合えば、ですネ(/_;)。