私たちのクラフト工房のトレーナーの娘さんの結婚式がアカデミーがあるハルアガットという村で行われました。

村の結婚式は手作りの温かい雰囲気があり大好きです。
自然の中で、竹や葉っぱなど自然素材を装飾に使い、会場が作られます。




この日の主役の花嫁シルビアと花婿さん。
二人はバングラデシュのガロという少数民族で、ガロはキリスト教に改宗した民族です。

なので、衣装はバングラ風ですが、式の運びは日本の教会で行う結婚式と同じです。




左の方が、神父さん。
こちらではファザーと呼ばれ慕われています。
聖書の朗読中、緊張した面持ちのふたり。




そしていよいよ誓いの時。
「健やかなる時も、病める時も…」のフレーズをベンガル語で聞き、なんだか感動…。

こうして行う結婚の誓いは、国は違えど同じなのですね。




誓いが終わり、会場からは溢れる拍手が!
新郎新婦も、ホッとした表情で笑顔がこぼれます。




子どもたちから、祝福の花輪を。
花輪がすごく長くてちょっとクスリとしてしまいました。



つつがなく式を終えて、晴れやかな笑顔のシルビア。
しっかり者の彼女ですが、やはり式の前後は相当緊張したようで

おめでとう!どんな気持ち?
と聞くと、
一緒に村で育った幼馴染みだからなんだか照れくさかったよ〜!!
と、はにかんでいましたが
とっても幸せそうでした✨
花嫁さんて、本当に特別な幸せオーラがあります。

思い出が詰まったこの村で、また新しいふたりの思い出や家族を作っていく。

シルビアの新しい日々が幸せで溢れますように。
こうした世の中だからこそ、こういう幸せなニュースがあると嬉しいものです。




こちらはシルビアの妹のワチ。
ガロの方々はお顔立ちがバングラデシュの中でもあっさりしていて、ちょっと日本人ぽいのです。

ワチはとても日本が大好きな女の子なので、私がもう着なくなった日本の服や小物や本などもよく譲っているのですが
素直な美少女で一緒にいるととても癒やされます。

それにしても、シルビアもワチも、8年前に出会った時はまだ小さな少女だったのに
すっかり素敵なレディーになっちゃって…

すっかり親戚のおばちゃん気分です(笑)。




そしてこの日ももちろん、会場には幸せのお裾分けであるミスティがあリました♪