25日のクリスマスには、現地のエクマットラ応援団長である
バングラデシュの日本食レストラン「和の心ながさき」・日本人宿「あじさい」を営む田中千鶴さんが、在留邦人の方々に呼びかけてくださり、素敵なクリスマス会を企画してくださいました。




アカデミーやガジプールの施設には、子どもたちが遊んだりお散歩したりできる広大な敷地や自然があるのですが
ダッカのセンターはビルの一室でなかなか気分転換も難しい環境です。

特に今年は外に出ることもずっと控えていた大きい女の子たち。
クリスマス会をずっと楽しみにしていて、朝から支度で大騒ぎでした。

そしてこの日は、お食事やクリスマスのショッピングに加えて、波乱万丈な千鶴さんの生い立ちや人生観、結婚や恋愛についてもお話を伺うことができ、女の子たちにとって本当に貴重な時間となりました。




束の間、日常を離れて
一年に一度会う千鶴さんとの会話の中で、女の子たちも気持ちがオープンになっていき
この日は特に恋愛に関しては質問が絶えない事態に…。

どこの国でも、どんな世代でも、やはり女性や女の子が集まると恋の話で盛り上がるものですね(*^_^*)

「血の繋がりがなくても過ごした時間と愛情で家族になれる」
「恋愛からしか学べないことがある」
「恋人同士でも夫婦でも相手は自分を映す鏡だよ」

お話の中では人生の先輩から沢山の名言をいただきました。




そして、今大学生で進路に悩む女の子に
「私はいろんな仕事をしてきたけど、なんでこんなに苦労して仕事しなきゃいけないだろうって一度も思ったことないのよ。
仕事があるから生きていける、仕事があってありがとう、っていつも感謝しないとね。
そうしたらそういう頑張ってる姿を誰かが見ててくれるからね。」

という言葉をいただき、実際に仕事を得るのに苦戦していたり、自分が望む仕事を得られず不平不満を言ってしまったりしているお兄ちゃんたちの姿を見ている女の子たちは、大変感じ入って聞いていました。




この会は、ずっとダッカのセンターにいる女の子たちに特別な時間を、と在留邦人の皆さんがご協力をくださいました。
沢山の方々が色々な形でいつもエクマットラを支えてくださっていることに感謝です。

女の子たちは、アカデミーにいる男の子たち、ガジプールにいる妹たち、そして世界の子どもたちもみんな幸せでいますように、とツリーを眺めながらお祈りをしていました。