26日に、お知らせしていたドラマが無事放送されました。
始まる前は、舞台やライブの開演前のようにドキドキでしたが
ひとつひとつのシーンが懐かしくて
あの時、暑くて汗だらだらだったなあ、とか
あの時、あんなNGショットがあったよなあ、とか
ひとつひとつのシーンを撮影したときのことが、愛しく蘇りました。
わたしは十代からずっと舞台演劇をしてきて、
最近の音楽活動も基本はライブがベースだったので
目の前の観客の方に、その一瞬に全てを注ぐという
そういう表現をしてきたため、やはり映像で自分を見返すというのはとてもこそばゆく、
(ライブの映像なども、本当はけっこう恥ずかしくて見たくないのですが、歌唱の反省やパフォーマンスの向上のために最近は見返すようにしております。。。)
ただ、こうして映像がずっと残るんだなあ、そうして私の目の前にいない方々にもたくさん届くんだなあ、と思うと、演劇やライブとはまた違う喜びや有難さがあるのは確かです。
アカデミーの子どもたち、ガジプールの女の子たちも見て喜んでくれたようで
放送を見た友人たちからも良い反響をたくさんいただきました。
また、NTVさんのYouTubeチャンネルで二日前にアップされたのですが、コメント欄には温かいメッセージや感想がたくさんあり、改めてこの仕事を引き受けて良かった、と思いました。
ベンガル語なので、日本の皆さんが見ても詳細が伝わりにくいかもしれませんが、ベンガル語の作品紹介を日本語で書いてみましたので、是非想像しながらご覧いただけたら…
全部あらすじを書こうかとも思ったのですが、見ていただくとしたらやはり先入観なしでご覧いただきたいので、後半の物語の詳細はまた今度書こうと思います(^^)。
意外なところでスローモーションが入っていたり、
カメラワークや編集も日本のドラマに見慣れていると…ん?と思う箇所もあるのですが(;^_^A
そんなカルチャーギャップ…ショック?な部分も、楽しんでいただけたら嬉しいです。
《ভৈরবী ~Voirobi ~》
日本の大学で人類学を学んでいる早川秋は、バングラデシュの留学生であるニールの実家にホームステイをし、
リサーチのために「ドゥルガ・プジャ」と言われる宗教行事を見学することに。
息子が外国人と結婚してしまったのかと勘違いし、帰国を待ちわびていた母親は始め卒倒してしまうが
秋がニールの仲の良いクラスメイトと知り、大きな愛と優しさで日本からのゲストである秋を家族のように受け入れる。
温かい一家と穏やかな過ごしていくうちに、悲しい過去を抱える秋はニールの家族に心を開いていき…
ドゥルガプジャの夜を彩る、日本人の女の子ととあるバングラファミリーの、ハートフルストーリー。
https://www.youtube.com/watch?v=X7Euc3oQpJg&feature=share