今日は現地メディアのTV取材がありました。

わたしたちのハンディクラフト工房についてのインタビューです。

 

以前、イベントで知り合った、リポーターのナスリンさん。
すごく前衛的で聡明な女性で、考え方もグローバルで、世界の色々な出来事に目を向けている、お会いする度に素敵な女性だなぁと思う方です。

 

個人的にも女性の自立支援に興味があり応援してくれていることもあり、この国の女性たちの現状、問題点、私たちの工房の目指すべき未来などたくさん語らせていただきました。



 

 

インタビューでは、毎回同じようなことを話さなければなりません。


どうしてバングラデシュに来たのか。
バングラデシュに住んでみてどうか。
なぜクラフト工房を立ち上げたのか。
仕事の喜び、仕事の大変さ、メッセージ…など。

難しいですが、まさにお芝居と同じで
何度同じことを言ったとしても、初めて聞くひと見る人のために、自分も初めて話すような常に新鮮な気持ちで受け答えしたいと思っています。

 

話す内容の核心はもちろん変わらないのですが、やはりその時々によって気持ちの波や出てくる言葉は変化します。
今回は女性の、気心が知れるリポーターさんだったため、とても安心してリラックスして自分の気持ちを話すことができました。

 

このキラキラペンを教えてくれた友人のこと、日本で販売してくださっているパートナーさんたちのこと、小さいころから手つくりでお洋服や小物を縫ってくれた母のこと、立ち上げの時に支えてくれた夫やバングラの友人たちのこと。
思い起こせば、本当にたくさんの人に支えられた4年間だったなあ…と話していて、今日はなんだか胸がいっぱいになりました。
色んなことがあり、気持ちが感情的になっているのかもしれません。

 

自分の思いは、きちんと伝えられたと思うので

商品ショットや工房の女性たちのショットと合わせて、どんなふうに編集していただけるか、楽しみです。
 

わたしたちの商品を一緒に並べている時、
「こんなに可愛いものをバングラデシュで作れているなんて、嬉しい!」

と、言ってくれて

わたしもとても嬉しかった。

 

8月26日で工房を始めて4年になるのですが
今は誰の前でも胸をはって見せることができる商品たちになりました。

 

 

 

 

ずっと閉鎖になってしまっていたバングラデシュのショールームが9月から開くことができそうということで、お客様のために感染対策などまだまだ考えなければならないこともありますが

このニュースを見てくれた方々が、私たちの商品や活動を知り興味を持ち、商品を手にとってくれたらよいなあと思いました。

 

取材が終わった後も、バングラデシュを代表するサッカー選手であるナスリンさんの旦那さんの話や、子どもたちの話、バングラデシュの政治について、医療現場について…

お茶を飲みながら色んな話をして、Girls Talk ならぬ Lady Talk に花を咲かせました(*^_^*)

この仕事を始めて続けたから、出会えた人がいて

問題が起こるたびに乗り越えて、絆ができて…


先のことは分かりませんが、これからもいろんな出会い、そして周りの方々を大切にしながら進んでいきたいと思います。