遅れ馳せながら…
 

5月19日にJICA地球ひろばで行われたエクマットラファミリートークイベントには、
沢山の方が応援に駆けつけてくださいました。
貴重な日曜日の休日に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

「バングラの美女と野獣夫婦が語る子どもたちと変えていく未来」
というイベント名でしたが、イベント名の通り、野獣らしき格好(?)で現れた
エクマットラ代表・渡辺大樹の寸劇調のモノローグから始まり、
アカデミー開校から今に至るまでの活動が熱く語られました。
写真で見える夫のオレンジの物体は、野獣の鬣をイメージしております。



 

また、2人の掛け合いだけではなく、

盟友であるvery50の代表・菅谷亮介氏を司会に迎え
今までで一番大変だったこと、嬉しかったことなど15年軌跡を振り返る時間や、
実際にアカデミーを訪問した方々の素晴らしいスピーチ、
エクマットラのサポーターである福留功男さんの激励のお言葉など、
今までエクマットラを支えてくださった方々の想いが集結する温かいイベントとなりました。
 

講演会や取材ではなかなか話せなかったエピソード…
現地の仲間たちと立ち上げた団体なのに、私たちばかりフォーカスされること
卒業式に至るまでの子どもたちの反抗期や葛藤、
開校まで時間がかかってしまった理由。
率直にお話させていただきました。

そしてアカデミーを訪問してくださった方々が、
「あそこは間違いなく心のエリート校。」
「新人研修で毎年社員を行かせたい。」
「自分の経験を共有し子どもたちに学んでもらい、自分も子どもたちからたくさん学ばされる」
「行きはひどい態度だったベンガル人の運転手が、アカデミーで子どもたちと触れ合った後すばらしく優しい運転手になった」
…などなど実体験に基づくお話をしてくれて。
正直、私たち二人が自分たちで話したアカデミーの報告よりも
ずっとアカデミーの魅力が皆さんに伝わったのではと思います。


そして最後に、結婚式にも私たちの式の司会をしてくださった福留さんからは
15年前団体を立ち上げたばかりの頃のバングラデシュでの秘話や
これからも彼らを応援してあげてください!という温かいお言葉をいただくことができました。

 

本当に、バングラデシュで活動している私たちなのに
日本でもこんなに多くの方々が、こんなにも熱く、
エクマットラを応援してくれているんだ、、、と
もちろんその多くは、夫や創立メンバーによる15年という長い月日の活動の中での出会いですが、

改めてわたしたち夫婦も皆さんからのお気持ちを実感し、ありがたさはもちろん
これからますます気合いを入れて、アカデミーを、エクマットラを運営していかなければと決意でいっぱいになりました。

 

 

15年の活動の集大成として
エクマットラアカデミー開校という一つの夢が叶い、
私たちはその夢を継続するために、また新たな目標に向かって挑戦していきます。

 

そんな中で、たくさんの方から継続的に日本からも応援していきたいというお声をいただいたり
私たち自身も、限りある人生の中で私たちが元気に働けるうちに、
より早く、より多くの子供たちに機会を授けたいという想いから

エクマットラJAPANはこの度、マンスリーサポーター制度を始めました。

詳細はこちらから↓
https://syncable.biz/associate/EkmattraJAPAN/

 

今までは、寄付をいただいて御礼のメールをお返しするだけだったのですが
一緒に子どもの成長を見守ったり、そのお金がどのように使われているのか
エクマットラのメンバーとして感じていただけるような制度になっています。
もし興味がある方は、こちらのサイトを覗いていただけたら幸いです。
 

イベントに駆け付けてくださった皆様、
いつも日本から応援してくださっている皆様、
本当にありがとうございます。
これからも温かくエクマットラを、子供たちの未来を、どうか見守っていただければと思います。