このブログでもちらりとライブをした時の話をしましたが

昨年から、本格的に音楽ユニットを組んで、このバングラデシュでライブ活動をしています。

 

バンドの名前の由来は、以下のムービーの中でも紹介しているのでぜひ見ていただきたいのですが、バングラデシュで活動する私たちなので、ベンガル語のバンド名をつけたかったところ

Bangladeshの「B」、Japanの「J」のふたつが入っている
「Bajna(奏でる)」という言葉を見つけ、Bajna Beat(バズナビート)という名前をつけました。

 

 

活動を始めてからというもの、外国人がベンガル語のパフォーマンスをするということで有難いこと注目していただき、様々なメディアに取り上げてもらったり、色々な場所で歌ったりパフォーマンスする機会をいただいてきました。

 

そして、外国人だから、ということで実績や実力以上に機会をいただけていることを胸に刻みつつ、その機会を無駄にしないよう

一人でも多くのひとに私たちの想いが伝わるようにと、一つ一つのステージを大切にこの一年間歩んできました。

 

 

一年間で行ったライブの数、数えたらなんと14ステージ!

その他にもテレビやラジオにも出演させていただき…

 

日本へ帰ってた月もあるので、毎月何かしらのパフォーマンスをしていたことになります。

伝えたいことで溢れている私のような人間にとっては、とても幸せなことですね。。。

 

 

私たちが望むにせよ、望まないにせよ、ここではステージに立つときにいつも一番に「日本人」という立場はついてきます。


そう思って、自国の代表として恥ずかしくないパフォーマンスをしようと努めていますが、その気持ちと同じかそれ以上に、私たちは音楽を奏でたり、パフォーマンスを考えたり、何か芸術に関わる創作活動をすることが心から好きなのです。

 

 

私はエクマットラの活動やハンディクラフト工房を運営しながら、もう一人のメンバーの水谷俊亮くんは自身のアニメーションスタジオを運営しながらなので、打ち合わせや練習の時間をつくるのも一苦労で、お互い徹夜明けのまま合流してライブへ…

なんて日も多々ありましたが、

どんなに忙しくても、疲れていても、わたしは次のステージのことを考えると わくわくして、元気が出て、幸せな気持ちになれます。

ああ、これが「好き」ってことなんだなあって、いつも思います。

 

 

Bajna Beat の活動を始めてから、同じように表現活動を通じて想像したり創造したりすることが大好きな人たちとこの国で出会うことができて、それも毎日に新しい刺激を与えてくれています。

 

こんな風に、「好き」なことが同じ仲間ができることは、人生で本当に幸せなことだと、最近ひしひしと思います。

 

 

そうした活動を、なかなか日本の友人・知人にわたしたちのステージをお見せする機会はないのですが
先日バングラデシュの新聞社Daily starの「Star Live」というニュースのコーナーに、私たちの音楽活動が取り上げられました。

 

そしてそのドキュメンタリー映像に日本語の字幕がついたので、この機会にぜひご覧ください♪

 


パソコンで見る場合は、You Tube 画面右下にあるマ設定マークをクリックして⇒字幕⇒英語(なぜか)を選択すると、日本語字幕が出てきます。 
http://www.thedailystar.net/…/watch-japanese-band-made-in-b…
 

スマホの場合は、こちらから直接見ていただくと、右上にある3つの縦丸から同じように、字幕⇒英語選択で見られるそうです。
https://youtu.be/i4ndZlvdDH0
 

バングラ国内でもありがたいことに好評だったらしく、せっかくだからバングラデシュのこうしたポジティブな映像を沢山の日本の方々にも見てほしいということで、Daily starの方々から提案があり翻訳は私たちがお手伝いして実現しました。

 

 

よく日本の友人から、「FBとかの映像見てもなんて歌ってるのかわからん!」と言われるのですが

 

これを機に、この国には母国への愛に溢れたこんなに素敵なバングラソングがあることや

バングラに住んでいてもなかなか見る機会のない農村の自然の豊かさ、美しさ

 

私たちの活動と共に日本の皆様に知っていただけたら嬉しいです。

 

 

 

私自身も、いつも歌っているベンガル語の歌の意味を、翻訳しながら改めて考えさせられた良い機会となりました。

 

というか、歌の翻訳に初めて挑戦しましたが…難しかった!

ベンガル語をとりあえず直訳しても情緒がないので、一度直訳してから歌の伝えたいことを考えながら詞的になるようにまた直して、というものすごく頭とハートを使う作業でした…。

 

最終的によいかんじになったかと思うので、ぜひ皆さんにも字幕付きで見ていただけたら嬉しいです(笑)。