突然決まった一時帰国でしたが。。。

無事任務完了し、またバングラへ戻ってまいりました。

 

今回は本当にイベントのための数日の帰国でしたが、少しでも母国の空気が吸えて嬉しかった…。

 

 

ツーリズムEXPOジャパンのお仕事は、バングラデシュの観光省からの依頼で、去年と同じくブースのお手伝いをすることになりました。

 

今年のバングラデシュブースは、写真撮影スポットをブースの中に沢山設置した作りで、中に入ると大きなベンガルタイガーの写真がお出迎え、その他にも世界遺産である古代遺跡やシュンドルボンのマングローブ、長閑な村の風景などバングラデシュの豊かな風景でブース全体が彩られていました。

 

 

また今年のPR映像は、在留邦人の中から有志の方々が提供してくださった「バングラデシュでの思い出の一枚」の写真で作られたスライドショーで、バングラデシュの方々と皆さんの笑顔溢れるショットの数々が、日バの友好とバングラ人のホスピタリティを表現していました。

この映像には、制作秘話があり…そちらは後日ゆっくり書きたいと思います。

この写真は独立戦争時からこの国にいらっしゃる、日バの架け橋の代表・フセイン御夫妻の愛溢れる写真。

 

 

また、昨年も人気だった民族衣装の体験コーナーは今年も大人気で、サリーやパンジャビを着てみたい!というお客様の列ができるほどでした。
ツーリズムEXPOジャパンに来る方は写真を撮るのが好きな方も多いので、皆さん民族衣装を着てブースにあるバングラデシュの背景の中で楽しみながら写真を撮られていました。

 

 

1日4回ブースで開催したクイズ大会では、

①バングラデシュの見所

②バングラデシュの食文化

③バングラデシュの詩人や哲学について

④バングラデシュと日本の共通点

とテーマごとに深く掘り下げながら、なかなか知る機会のないバングラデシュを少しでも知ってもらおうと、スライドを見ていただきながら説明やお客さんとのやりとりを交えて行いました。

正解者にはバングラデシュの特産品であるジュートの製品をプレゼント!

皆さん喜んでたくさんの方が参加してくださいました。



 

今年は、隣が中国、向かいはJTBにHISと大物に囲まれた場所での奮闘で、大きなブースのように派手なことはできないけれど、ブースに多くの方が立ち寄ってもらえるよう、そして立ち寄った方々が満足してもらえるように顧客満足度を上げよう、と皆で作戦会議をしました。
ですが現実的には…ブースで行ったアンケートでは、90パーセントの方々が「バングラデシュを知らない・よく知らない」に丸をつけられていて
観光PRというこのお仕事をしながら、旅行に来る・来ないの前に皆さんにまずどのような国なのか知ってもらうことが肝心だと思いました。

 

そんな中でも、バングラデシュのブースに来る方は「いろんな国に行ってみたけど、まだ行ったことがないので行ってみたい」「みんなが行かなそうな国だから行ってみたい」というマニアックな方や旅行通の方が多かったイメージです(笑)


なんとなく立ち寄った(私たちに引き入れられた笑)一般のお客様も、ブースの豊かな自然の写真や笑顔溢れるバングラの映像をご覧になり、何もイメージがなかったけど行ってみたくなった、思ったより住みやすそう、こんなに日本人がいるなんて、バングラのひと優しそう、人懐っこそう、などプラスのイメージを持ってくださったようで嬉しかったな。

 

もともと日本の中でバングラデシュは、貧困、サイクロン、テロ・・・というネガティブなイメージしかない(もしくはそれすらもない)ので、バングラデシュの魅力や良い部分をこうした機会に伝えていき、少しずつでも日本の中でポジティブなイメージを増やしていくことが、大事だと感じました。

 

また来年も帰ってこられるかわかりませんが、どんな形でも今後もできるかぎり協力して日バの友好を盛り上げていきたいと思います!