昔、リリー・フランキーさんの小説

「東京タワー」を読んで


世界が終わるより 恐ろしいこと


というようなフレーズに ものすごく共感した。

わたしの母はまだ健在ですが、

いつか来る「その日」を想像して 

また 主人公の母を失った気持ちを想ったら 涙が止まらなかった。



今月には「母の日」がありました。


ずっと日本で 二人三脚で頑張ってきたわたしと母。

大変な時もいつも笑顔で わたしを支えて 味方でいてくれた。

自分が今大人になってみて それがどんなに大変なことだったか

少しだけわかる気がします。



今は遠く離れて住む母に

何か少しでも母の日にしたいと思い、

インターネットから申し込んでカーネーションを贈れないかと調べて見たところ


あるわあるわ たーくさん(゜o゜)!


カーネーションどころか、薔薇の花束、魅惑のスィーツ、アクセサリー・・・と

ネットで調べたら「母の日のプレゼントにいかがですか?」というかんじで

素敵なプレゼントがたくさん!

特にスィーツは、繊細で見目麗しい和菓子や

濃厚なチーズケーキやチョコケーキ

可愛らしいマカロン・・・など、バングラでは入手できないものがたくさんで

目に毒でしたああ★


中でも「お母さんありがとう」と焼き印が入ったカステラと

ピンクのカーネーションの鉢植えのセットが気に入り

それを母の日に送ることにしました。



そばにいられないことは変わらないけれど

綺麗なお花を見て 美味しいお菓子を食べて

少しでもほっこり、してほしいなあ。

・・・と、思います。


今は世界中のどこにいても 贈りたい誰かにプレゼントができる

そんな便利な時代なんですね~(しみじみ。。。)


みんなをどんどんひとりにしていくような便利さには

違和感を感じてしまうわたしですが

こういう誰かを笑顔にできるような便利さは 

本当にありがたいです。



そしてそして、バングラデシュでも。


「母の日」は「マザーズデイ」と呼ばれ

お母さんに感謝する日としてプレゼントをしたりします。


カーネーションは・・・バングラでは見たことないなあ。

子どもたちは、キャンディや絵をあげたり それぞれです。


わたしは今年エクマットラの子どもたちから

手作りのリストバンドをもらいました。





青が男のたちからで ピンクが女の子たちから。

試験で忙しかっただろうに・・・

その気持ち、その笑顔が わたしにとって何よりの贈り物。



「お母さん」て、本当に大変なお仕事だと思います。


自分の時間はなくなるし、

「あー終わった!」って瞬間がないから24時間体制だし、

体力的にも子どものすごいエナジーと向き合わなきゃだし、

予想外のこともたくさん起こるし・・・!!



それでも頑張れるのは こういう嬉しい瞬間や 

子どもの成長が感じられた時の喜びがあるから、なんですよね。


大変だけど しあわせいっぱい!

それが母親業なのですね。。。(*^_^*)





今年の母の日は 娘として感謝する側と

ありがとうと感謝される側と

ふたつの気持ちを実感できた日になりました。



お母さん、いつも支えてくれて 味方でいてくれてありがとう。

そして子どもたちよ、わたしもいつも 何があっても味方でいるよ。

だから・・・
わんぱくでもいい たくましく育ってほしい!(BY 丸代ハムさんCMより)な♪