大変遅れ馳せながら新年明けましておめでとうございます
今回の年末年始は日本での年越しとなったのですが
仲間内や事務所の忘年会にも少し顔を出すことができ、
お正月は旦那様の実家へ その後は自分の実家で
久しぶりにゆっくりと
家族との時間も過ごすことができました。
こうして日本へ帰っても帰る場所があるということは
本当に恵まれていて、感謝すべきことだと思います。
思い返すと、２０１２年はわたしにとって激動の年でした。
バングラデシュへ行く、と決めてから準備してきたことが
やっと明るみに出て、行動に繋がった一年でした。
結婚式、移住、新生活スタート・・・と
人生の一大イベントがたくさんあった年でした。
時間と経験がない中で、自分の理想ばかりが先走ってしまい
度々、 何をやってるんだろう。。。と落ち込むこともありましたが その中でいつも 周りの方々に支えられて 助けられてきました。
自分の魂が求めている道を進むことを
自分の大好きな人達が応援してくれる
こんなに心強いことは、ありません。
バングラデシュに来る前も、そして来てからも
これで頑張らなきゃ、馬鹿者だ。っていうくらい
わたしは 感謝すべき環境をいただいてきました。
そういうお世話になった皆さんに、
今バングラにいるわたしができることは
やっぱりわたしが自分自身の 「命を輝かせて。。。」
一日一日を、精一杯生きること。
そして今まで沢山の人からもらったパワーをこの国での活動に繋げて 人々の笑顔、子ども達の笑顔、幸せ・・・に
繋げていくことだと思っています。
その活動は、旦那様のやってきた仕事を一緒に手伝うことだったり
自分自身がやってきた仕事、自分だからこそできることを
この国で活かしてみることだったり
あるいは全然また別の新しいことだったり。。。
すると思いますが
どこにいてもわたしはわたしらしく、心が向く方へ正直に
２０１３年もまえを向いて進んでいきたいと思います。
皆様、今年もよろしくお願いします。
そしてそして、年末実家へ帰った時に
ずっとしたかった「大掃除」をすることができたんです！
その折に、本や雑誌や漫画を整理していたのですが
ペラペラめくり読みをしている時に、
再び心にズキュゥゥゥーンと刺さる言葉を見つけました。
そこにはこう書いてありました。
「勉強ができるから 金持ちだから、
ケンカが強いから偉いんじゃない
いちばん偉いのは、真っ正直で、働き者で、
お天頭様の前で胸を張って 努力している人間だ・・・」
これと同じようなシーンをわたしは最近別の場面でも見ました。人の物を盗んできた弟に、お兄ちゃんが言ったのです。
「なあ、俺たちはカネもない、学もない、何にも持ってないだろう？だからこそ、ずるしちゃいけないんだ。胸を張って堂々と生きるために真っ当に生きなきゃいけない。」・・・
そこには何も持たない中にも、
自分自身に誇りを持って生きるための哲学がありました。
そう思い、それを実行し、ずるする機会があってもしない・・・
とても尊い生き方だと思います。
わたし自身を振り返ってみても、
そういう時期もありましたが
そうでない時期もあったから・・・
安易な方へ流されたり、ずるをしたりして
結果後悔したことも沢山あります。
お天道様を見れずに、暗闇に身を潜めて
光を見いだせない時もありました。
だからこそ、そうやって真っ直ぐに生きることの難しさも
今とても分かります。
その難しさに、「だって仕方がない」と
あきらめていた部分もありました。
でも今は少なくとも・・・
自分に新しく大切な家族ができたこと
子ども達に関わる活動を手伝っていること
そして異国で日本人女性として大勢の前に立つ、
接する機会があることの中で
「胸を張って、誇れる自分自身でありたい」と
心から、素直に思うのです。
だからこそ、この言葉が目に留まったのかもしれません。
年末にこの言葉と再び出会って ２０１３年は更に、
「お天道様をまっすぐに見て、努力して、胸を張れる自分になろう」と思いました。
今わたしが生活している場所には、そうしている人達がいっぱいいるから それができる場所だから・・・
あきらめないで、頑張ろうと。
そんなことを思っていたら、新年早々とても嬉しいお話をいただきました。
バングラデシュのTVドラマの主演が決まったのです！
「オゴ ビデシニ（おお 君は外国人）」というドラマで
もう撮影は始まっているのですが、
異国での初めてのシューティングは刺激的で
何もかもが新鮮で楽しいです。
日本の撮影と違う部分もありますが
お芝居をする上で、大切なものは同じ「ハート」。だと信じて 今までの経験を生かして 素敵なドラマになるよう頑張っています！
バングラデシュへ来る前に、
このブログでも熱い想いを書きましたが
大切な旦那様と一緒に人生を歩んでいく中で 支えて、支えられて そして今までの日本での仕事を生かして
誰も歩んだことのない道を歩んでいく
そんなわたしの姿が、子ども達の道標にもなれば。。。
と、今は強く思います。
バングラ初の日本人女優としての一歩は始まったばかり。
また一からのスタートですが
胸を張って！そちらも進んでいきたいと思います！
そして大好きな日本の皆さんの笑顔と、幸せを心から祈っています。
今年という一年が 日本にとって、バングラにとって、世界にとって よりよい一年になりますよう。。。
２０１３年１月バングラデシュより愛を込めて。。。麻恵
※このドラマの撮影秘話、やバングラ奮闘記を「まぐまぐ」というメールマガジンで週に一度配信しております。こちらもぜひご購読の方、よろしくお願いいたします！ ↓