早いもので、バングラデシュへ来てもう半月が経ちました。 


日本では美しい桜が散り始めた頃でしょうか・・・?


落ち着いたら、皆さんに報告がてらブログを書こうとずっと思っていたのですが

バングラデシュという熱い国が、人が 
新参者を落ち着かせてくれるはずもなく

こちらに来てから、歓迎会、みんなとの共同生活、旦那様のインターンさんの送別会、

引越し、新居作り、バングラ式結婚式、新年祭。。。と ずっとばたばたして


大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba


わたしの心は、新しい環境でたくさんのことを吸収しなければと思いつつ
それをうまく消化できないくらい目まぐるしく毎日が過ぎていて

本当に 気がついたら 半月経っていた・・・というかんじです。


日本で過ごしていた時と同じ24時間なのかと疑いたくなるくらい

なんていうか。。。

バングラデシュの毎日は 一日一日の密度が濃くて。

それは、旅行で訪れたからではなかったみたいです。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



バングラにはまだアジアの濃い夜の闇があり

それを照らす蝋燭の揺れる炎

そして動物や人の手触り、匂い、温もり・・・

そんなものが溢れています。



空き地を走り回る子供たちの目の輝き

一生懸命大きな荷物を運びながら道を教えてくれた少年

道に座り込んで空に向かってアラーと祈り続けるおじいさん


その瞳には何が映っているのか わたしには計りしれないけれど

「何か」がそこにはあることはわかる それがとても重要な気がする。




大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



一番悲しいことは 夢も 希望も 未来も 絶望も 何も映らない瞳。

そういう意味では バングラに住む人々の瞳の奥にはきらりと光る何かがあり
それに触れた時 はっとさせられることが多々あります。


わたしは今 ちゃんと生きてるかな?

そんな風に思ってドキっとさせられる。


バングラの人は、ものすごくマイペースでありながら
生きるというシンプルなことに貪欲だと思う。

「生き抜く力」はわたしたち日本人よりはるかに強いと思う。

だから日々、彼らに学ぶことがたくさんあります。

おじいちゃんからも、子どもたちからも。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



あと、バングラで頑張っている同じ日本人の友人知人からも
この短期間でたくさんの刺激をもらいました。

わたしの旦那様と、それぞれ一年半と半年インターンとして
共に活動していた二人が今月頭に任期を終えて帰国しました。

彼らは、大学生と大学院生で、わたしより年はずっと下だけど
何日間か一緒に生活をして 子供たちとの触れ合い方を見ていて
本当に勉強になりました。

何がって言ったらうまく言えないけど 言葉とかじゃなくて 


気持ちの奥底にある芯の強さとか

子供たちを本当に思いやる気持ちとか 

自分の人生の歩み方とか。


送別会は、子どもたちもみんな 涙、涙で。。。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba


そう、大人の友達同士は わたしもそうだけど、

今はとろうと思えばバングラと日本でも
いくらだってメールやフェイスブックで連絡とれる。

けど子どもたちとは・・・またちょっと違う。


毎週見ていた元気な姿 次に見た時はどれくらい大きくなっているのか

一緒に遊んでくれていたお兄ちゃんたち 次に会えるのはいつなのか


お互いの気持ちが瞳から溢れていて 
それが伝わってなんだか切なかった。

でも、二人ともそれぞれの目標に向けてまた次のステージへ行くのだから
最後は私たちも子供たちも、笑顔で送りだした。


アバール デカホべ! また 会いましょう! と手を振って。。。


わたしの旦那様はもう10年バングラにいるので、
インターンの子達や2年の任期で来る青年海外協力隊の友達を
今までたくさんたくさん見送ってきたといいます。

見送る側って、理由が何であろうとさみしいものですよね。。。

わたしも今までは旅行で来た身だった時や、
日本から発つ時はたくさん見送っていただいたけど

これからは、このバングラで 一緒に見送る側になり 

さみしさも 切なさも

一緒に半分こしていけたらと思いました。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



日本から来ているアーティストの友人の

ギター一本持ってセンターの子供たちに一生懸命歌を教える姿や

歓迎会や送別会や色んなイベントに「音」という華を添えてくれる心意気にも

いつも励まされています。


やっぱり、音楽とか、歌とか、踊りとか
そういうものが人と人とをつなげる力ってすごいと思う。

その場の空気が一体になるかんじが大好き!!

バングラでのわたしたちの結婚式では バングラと日本の国交40周年の歌を 
彼のギターで子供たちが歌いながら踊ってくれました。

何よりものプレゼントだなあ。。。と胸がいっぱいになりました。


日本にも自分と同世代や年下に 
こんなにも素敵な志を持った若者たちがいる、

そう思うと本当に頼もしいかぎりです。

これからも切磋琢磨してみんなで向上していけたらいいな。キラキラ



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



そして、バングラデシュに来て 感じていることは
この国で何年も本気でバングラのために、頑張ってきている人達の大きさ。


わたしの旦那様も含めて 

その思いの熱さ、強さを 改めて知り 感じています。

すごいなあと、思います。


わたしはまだ、みんなから歓迎してもらっているだけ。
まだ何もできていませんが


これから長きに渡り この国と関わっていく身として

先人たちの想いを ちゃんと受け継いでいけたらと思いました。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba



昨日は急な大雨で 頭から足先までずぶ濡れになって 

でも空を見上げたら雨雲と晴空のちょうど真ん中に自分たちがいて 

なんだか不思議な 絵本の中にいるような夜だったな。


もう半月 まだ半月

でもずっと昔からこの国に住んでいたような

そんな 肌に馴染む感覚 ・・・をバングラデシュに感じている今日この頃です。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba




今回はちょっと真面目な文章でしたが
これからちょっとずつバングラのカルチャーやファッション、
生活様式や可愛い小物なんかも紹介していけたらと思います。!

更に詳しくバングラデシュやわたしの毎日を知りたい!という方は
4月からスタートしたメールマガジン『まぐまぐ』の

キラキラ「バングラデシュの風に吹かれて~大塚麻恵の海外生活奮闘記」キラキラ
 http://www.mag2.com/m/0001445770.html


もぜひご購読くださいませ。

こちらは今のところ、毎週ちゃんと書いて更新しています(笑)


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