スティーブ・ジョブズさんの訃報を聞いた時

わたしはものすごくショックを受けました。


その二週間前までは
ジョブズさんのことは何も知りませんでした。

知っていたのは、名前とアップル社の創業者ということだけ。


でもちょうどその何日か前に

わたしは彼の人生の生い立ちから、今に至るまでを・・・
すべて知ってしまったのです。


実の両親に捨てられたことも

孤独が好きで 我儘で 問題児扱いされた幼少期も

学生時代に東洋哲学にハマり、長髪でお風呂に入らない
ヒッピー生活をしていたことも・・・。


その後大人になってからも、その才能と偏屈な性格ゆえ
波瀾万丈な人生を歩む、彼の生き様。


知れば知る程、不思議な・・・変わったひと。。。

でも 誰もが認める 天才。


もともと、わたしが大好きなケンタッキー(フライドチキン!)
のカーネルさんの話が読みたくて買った本でした。


カーネルさんがKFCを始めたのは なんと65歳の時。
お金も仕事もなかったカーネルおじさんは、その年から
新事業にチャレンジした・・・それがフライドチキン。

という部分をパラパラ読んでいて
どうしても続きが気になって、買ってしまいました(笑)

でも買って大正解キラキラ


始めの、「関東大震災が彼の運命を変えた」という

本多宗一郎さんのお話から 心をわし掴みにされ、

カップラーメン開発のために自宅でカエルまで煮込んだ

日清食品の安藤百福さんの苦労と研究の日々に涙し、

社員から「ドブネズミ」と呼ばれ何度も人に裏切られ 

ランドの建設も周囲から猛反対を受けていたという

ウォルト・デズニーの意外な歴史に驚き・・・


他にも 京セラの稲盛和夫さん、CHANELのココ・シャネル、阪急の
小林一三さん、文藝春秋の菊池寛さん、松下電器の松下幸之助さん


・・・と 本当に濃厚な方々の人生を 

この一冊で垣間見ることができました。

読むと勇気と元気が湧いてきます!
おススメの本です。


生い立ち、とか知ってしまうと
もちろんお会いしたことはないけれど

なんだか勝手に親近感を抱いてしまうものですね。。。



でも、この本に出てくる人はみんなそうだったけど

ちゃんと何かを 次の世代に残している。

死ぬまで、何かを生み出し続けようとしている。


それが本当に素晴らしいですキラキラ


アップルは、きっとジョブズさんの子供のようなもので

きっとこれからも 頑張って 育っていくことでしょう。



もっとたくさん本を読みたいと思いつつ先延ばしにし、

周りからおススメされた映画も、たまってるわたしですが

やっぱりそういう時間はつくらなきゃダメですねえ。。。


いい作品に出会えば、こんなにも大きな感動にも出会えるんですから。



大塚麻恵「まえを向いて歩こう!~涙がこぼれてもいいんじゃない♪~」by Ameba